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2021/2/3 19:15

「麒麟特製レモンサワー」実際に飲んでわかった人気の理由とは?

注目アイテムを本音でインプレ! する連載「使ってみたら、こうだった。」。今回取り上げるのは「麒麟特製レモンサワー」。2020年4月にリニューアル新発売されて以来、ヒットを飛ばしている。驚くべきは、2020年4~9月の累計販売数量が前年比約3.5倍にも達していること。実際に飲んでわかったその人気の理由とは?

※こちらは「GetNavi」 2021年2月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【使った人】

GetNavi編集部 お酒担当

鈴木翔子

酒好きが高じてバーテンダーとしても働く編集部員。ウイスキーなどのハードリカーからカルーアミルクなどの甘いカクテルまで、気分に合わせて何でも飲む。

 

コクと深みのある上質なサワーだから1日の終わりのご褒美にピッタリ(鈴木)

「コレ、本当にレモンサワー? しかもアルコール度数9%?」

 

本品をひと口飲んだときの感想だ。レモンサワーと聞いて思い浮かぶキーワードは、“酸っぱい・さっぱり・爽快感”ではないだろうか。そして高アルチューハイといえば、ガツンとくる刺激。本品は、それらを良い意味で裏切ってくれる。筆者の印象では、レモンの果皮を漬け込んだイタリアの食後酒「リモンチェッロ」に近く、口当たりはまろやかでコク深い味わい。リモンチェッロが食後にゆったり味わう酒であるように、グビグビ飲むよりも、ひと口ひと口丁寧に味わいたくなる。すなわち、1日の終わりのご褒美として嗜むのに最適な味なのだ。

 

この味の秘密は、複数の果物を長時間煮詰めて作った「うまみエキス」にある。ジャムやコンポートを想像するとわかるが、煮詰めることでうまみが凝縮され、味に深みが出る。それによりこの複層的な味が生まれるというわけだ。

 

本品が面白いのは、味わいがリッチでありながら食事にも合うこと。コクはあってもクドさがなく、和洋中どんな料理にもマッチ。飲んでいて贅沢な気分になれるから、年末年始の家飲みにもってこいだろう。

 

[缶チューハイ]

キリンビール

麒麟特製レモンサワー

オープン価格

2020年4月にリニューアル新発売した「特製麒麟サワー」ブランドの人気ナンバーワンフレーバー。独自開発した「うまみエキス」で味に深みを出し、さらにレモン果汁をひと搾り加えることで、風味豊かな味わいに仕上げている。糖類・プリン体ともにゼロ。

●レモンサワーのほか、ホワイトサワー、ドライサワー、コーラサワー、グレープサワー、期間限定フレーバーをラインナップ

 

★使ってみたら、スゴかった。

【その1】果実のうまみを凝縮したエキスが飲み応えと飲みやすさを創出

●イメージです

味わいの要は、複数の果実を12時間以上煮詰めてうまみを凝縮させた「うまみエキス」(特許出願中)。煮詰めることで出てくる果実の複雑な味がコクやまろやかさを生み、飲み応えと飲みやすさの調和をもたらしている。

 

【その2】レモンのおいしさを引き立てる「追いレモン潤沢仕立て」を採用

●イメージです

同ブランドの特徴は、フレーバーに合わせて最適な仕立て方法を採用していること。レモンサワーでは、レモンをひと搾り加える「追いレモン潤沢仕立て」を採用し、フレッシュな果実味と芳醇な香り立ちを楽しめる。

 

【その3】食にまつわるアワードを受賞! 世界に認められたおいしさ

本品はその味わいが評価され、「モンドセレクション2020年度スピリッツ&リキュール部門」の金賞や、「国際味覚審査機構」の優秀味覚賞、「国際高品質保証審査会」の最高位「Grand Quality Excellent」を受賞。世界的にも評価が高い。

 

【結論!】

コク:★★★★★

まろやかさ:★★★★★

爽快感:★★★★☆

 

コクと深みのあるリッチな味で、幸せな気分になれる一本。まろやかで爽快感は控えめだが、氷を入れたグラスでキンキンに冷やせば、さっぱり感も楽しめる。