工場造りたての「一番搾り」を3種飲み比べできる
最後はお待ちかねのテイスティング。ビールをおいしく提供するための知識や技術を習得した「ブルワリードラフトマスター」が、「一番搾り」のために開発された特製グラスで極上の一杯を注いでくれます。
↑ここはビール工場なので、当然のごとく醸造したて。おいしい条件が揃いに揃っています
「一番搾り」を片手に着席すると、工場見学オリジナルの柿の種も。見学でビールが飲みたい衝動にかられているところ、これはますます嬉しい配慮。さらに杯が進むこと間違いありません!
↑麦のうまみとホップの爽やかな苦み、上品に広がる香りが絶妙。ビール酵母を使ったチーズ風味の柿の種も抜群の愛称です
そしてビールを味わいながら、そのままツアーガイドによる「一番搾りおいしさ実感セミナー」へ。「一番搾り」ブランドのラインナップから、「一番搾りプレミアム」と「一番搾り<黒生>」も並べて飲み比べ、それぞれの魅力を堪能するという贅沢な体験です。
↑左から「一番搾り」「一番搾りプレミアム」「一番搾り<黒生>」。ビールの風味を感じやすい、チューリップ型のグラスに注いでもらえます
テイスティングシートを見て飲み比べながら、色、味わい、香りなどの違いを実感。「一番搾りプレミアム」は、東北産ホップ「IBUKI」の清々しく華やかな香りが印象的。「一番搾り<黒生>」は、ロースト麦芽の甘やかなコクが心地良く広がります。
↑売店もあり、「一番搾り」を中心に様々なグッズやフードが充実。お土産はここでゲットしましょう
なお、今回の見学で学んだ「一番搾り」ですが、味覚センサー「レオ」の研究や開発とともにデータを提供する「AISSY(アイシー)」が分析したレポートによると、驚きの結果が出たとか。それは、国内のメジャーなビールのなかでも甘み、苦味、うまみ、コクの数値が高く、バランスを意識した深みのある味わいが特徴であること。
↑「ノミモノ・ラボ」にて。「一番搾り」は2021年にリニューアルし好評を得ていますが、データ上でもそのおいしさは確かということでしょう
工場見学はほかにも、参加者だけが楽しめるオンライン工場見学の二次元コード付きコースターがもらえたり、キリンのLINE登録で「一番搾り」特製グラスがその場でもらえたりと、魅力は盛りだくさん。
↑見学を振り返ると、満足度抜群の工場見学であることを実感(左上のクラッカー「ルヴァンクラシカル ノントッピングソルト」は、ビールを飲み比べる際に口をリセットするためのもの)
料金500円で、ビール造りを五感で学べる体験型の工場見学に、計4杯の造りたてビールテイスティング、柿の種とクラッカー、オンライン工場見学の二次元コード付きコースターと、とにかくボリューム満点。間違いなく元が取れる内容となっています。
また今回は横浜工場のレポートでしたが、北海道千歳、仙台、取手、名古屋、滋賀、神戸、岡山、福岡と全国9工場でも体験できます。キンキンのビールがおいしい季節、装い新たにバージョンアップしたキリンの工場見学へ、ぜひ行ってみましょう。
【PLACE DATA】
キリンビール 横浜工場
住所:神奈川県横浜市鶴見区生麦1-17-1
アクセス:京浜急行線「生麦駅」より徒歩約10分
【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】
↑「キリンビール 横浜工場」。京急線「生麦駅」が最寄りです ↑「ノミモノ・ラボ」入口。見学後に立ち寄るのもオススメです ↑「ノミモノ・ラボ」にはビール造りのシミュレーションなどもあり、触れて体験できるのも特徴 ↑麒麟麦酒(現キリンビール)の前身、ジャパン・ブルワリー・カンパニーは1885年の設立。同社はのちに、あのトーマス・グラバーも重役を務めました ↑見学はツアーガイドの解説付き。細部まで学べるうえ、随時質問にも答えてくれます ↑毬花の内部にある黄色い粒状のものは「ルプリン」という樹脂。これがホップの苦みや香りを生み出します ↑巨大な仕込み釜の内部は、プロジェクションマッピングで投影 ↑仕込み室の次は、「一番搾り」がなぜおいしいのかを体験するコーナーへ ↑左から「一番搾り麦汁」と「二番搾り麦汁」。色だけでも濃さの違いがわかります ↑工場では仕込み釜同様に巨大なタンクを用いて発酵や貯蔵を行います ↑画面上にしずくの形で手をかざすと、麦汁に含まれる糖分を酵母が食べ、炭酸ガスとアルコールに分解。なるほど、これはわかりやすい! ↑様々な商品がここから出荷されていきます。ある意味、最も工場見学っぽいコーナーはここかもしれません ↑ここはビール工場なので、当然のごとく醸造したて。おいしい条件が揃いに揃っています ↑麦のうまみとホップの爽やかな苦み、上品に広がる香りが絶妙。ビール酵母を使ったチーズ風味の柿の種も抜群の愛称です ↑左から「一番搾り」「一番搾りプレミアム」「一番搾り<黒生>」。ビールの風味を感じやすい、チューリップ型のグラスに注いでもらえます ↑売店もあり、「一番搾り」を中心に様々なグッズやフードが充実。お土産はここでゲットしましょう ↑「ノミモノ・ラボ」にて。「一番搾り」は2021年にリニューアルし好評を得ていますが、データ上でもそのおいしさは確かということでしょう ↑見学を振り返ると、満足度抜群の工場見学であることを実感(左上のクラッカー「ルヴァンクラシカル ノントッピングソルト」は、ビールを飲み比べる際に口をリセットするためのもの)