レノボ傘下のスマートフォンメーカー「モトローラ」が、2万円台から購入できるSIMフリ一スマホ「Moto G5」と上位機種「Moto G5 Plus」を発表。本モデルは同社の人気シリーズ「Moto G」シリーズの第5世代目にあたり、ミドルスペックを搭載したモデルになります。
自撮りが楽しい「Moto G5」
Moto G5はモトローラのスマホの中でもエントリークラスに属するモデルで、低価格ながらも使い勝手の良いスペックを備えています。
画面は5インチのフルHDで使いやすいサイズ。CPUはクアルコム製の「Snapdragon 430オクタコア(8コア)」で、2GBのメモリも搭載しているため処理能力も十分です。
また、この価格帯では珍しく、DSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)に対応していたり、指紋センサーを搭載したりするなど、高コスパ機の名に恥じない機能を搭載しています。
DSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)とは、文字通り2枚のSIMカードを挿すことで、2回線の着信を同時に待ち受けることができる機能のこと。キャリアSIMと格安SIMや、国内と海外でSIMを使い分ける際には非常に便利です。
指紋センサーには「ワンボタンナビ」という機能が搭載され、ワンタップでロックを解除できるほか、スワイプで「戻る」などの操作が可能に。
さらに、Moto Gには500万画素の広角フロントカメラが搭載されており、カメラアプリでグループ自撮りや美化モードなど、自撮りが楽しくなる仕様になっているのも特徴です。
ただデカイだけじゃない「Moto G5 Plus」
Moto G5 Plusは、Moto G5の兄弟機。Moto G5と比べると、CPUにSnapdragon 625(オクタコア)を採用し、5.2インチの画面や4GBメモリを搭載するなど、全体的に高性能化が図られています。
また、背面に搭載された1200万画素のメインカメラは「デュアルピクセル・オートフォーカス」という技術を投入し、従来に比べて最大60%もフォーカス速度が向上。インカメラについてはMoto G5と同じく500万画素です。
Moto Z用の新型Moto Modsも登場!
今回、モトローラのフラグシップ機にあたる「Moto Z/Moto Z Play」用の新型Moto Modsが日本で発売されることもあわせて発表されました。
Moto Modsとは、背面カバーを交換することでスマホに新しい機能を搭載することができる“合体スマホ”「Moto Z/Moto Z Play」の機能拡張用パーツのこと。
新型のMoto Modsは、カーエアコンの吹き出し口に設置する車載用充電スタンドやワイヤレス充電器、高速充電対応など4モデル。いづれも4月~6月の間に発売されるとのこと。
※Moto G5およびMoto G45 PlusにMoto Modsは接続できません。
さて、ついにモトローラも低価格SIMフリースマホ市場に殴り込みをかけてきました。これにより、さらなる個性あふれた端末が我々の前に姿を現すことを今から楽しみにしています!