さて、3人の結論は?
――はい、今回皆さんには、「ili」や「POCKETALK」も触っていただきました。この2つと比較すると「Google翻訳」ってどうでしょう? 実際どのツールに一番魅力を感じましたか?
コリンさんの結論 → 「やっぱり、イエスとかノーで質問できるときはiliが便利だよね。でもそれ以外のときなら、POCKETALKかGoogle翻訳を選ぶべきだと思う。その2つなら僕はGoogle翻訳の方が使いやすいな。まぁ、極論言うと全部持っているのが一番良いかも(笑)」
なんて完璧な回答。企業の広報の方かと一瞬疑ってしまいました(笑)。
リンさんの結論 → 「iliは意思を伝えるのが一方通行になってしまうので、私はコミュニケーションを取るという意味ではPOCKETALKが良いかな。Google翻訳は“辞書”という認識なので、ちょっと違うんです」
筆者も感じましたが、相手の懐に入り込んで会話したいなら、POCKETALKが魅力的ですね。きっと目新しいデバイスもアイスブレイクになるはず。
イムさんの結論 → 「僕は、言語が異なる人と話そうとするのだったらGoogle翻訳を選びます。自分の口で実際に話したいんですよね。翻訳して表示した文を読んで、実際に喋りながら会話を続けたいんです」
なるほど、イムさんの意見もわかります。簡単な文法を理解している言語だったら、これがベストかもしれませんね。
iliやPOCKETALKは空港のレンタルで利用できるようになりましたし、営業ツールとして企業に採用されることも増えているようです。そして、Google翻訳ならスマホでも使えます。今後海外旅行に行く際、これらの翻訳ツールを携帯することを検討してみてはいかがでしょうか? コミュニケーションを積極的に取れれば、ちょっと楽しく旅できるかもしれませんね。
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