2020年からすべての小学校で必修化されるプログラミング教育は、「プログラミング的思考」を育てることや、ITを活用して問題解決する力を身につけることを目的に実施されます。算数の学習内容に関連して、プログラムを使って正多角形を描く方法を考えるといった、各教科の単元で実施されるものに加え、学校独自の授業が実施される場合もあります。
それに先がけ、プログラミングの基礎を学べるロボットなどの玩具も多数登場。小学校の段階ではプログラミング言語を学ぶことが目的ではなく、考え方を身につけることが狙いなので、それに合わせた直感的に操作できて、楽しみながら学べることを重視した製品が揃うのが特徴です。また、タブレットやPCを使わずに操作できるアイテムも用意されています。
本格始動まであと1年。準備のために家庭でプログラミングに触れておきたい親子などからのニーズはますます高まりそうです。
タブレットやPCを使わずにアナログでプログラムできる
タミヤ
チェーンプログラムロボット工作セット
3672円
ロボットの進行方向を決める「コマ」をチェーン状につなぎ合わせることで、動きをプログラムします。コマを輪のようにつなげれば、プログラムしたパターンを繰り返すことも可能。Raspbery PIなどの市販のマイコンボードを組み合わせれば、PCなどでプログラムすることもできます。
全5種類のモデルに組み替えできる
レゴ
レゴ BOOST クリエイティブ・ボックス 17101
2万4980円
レゴブロックのロボットを専用アプリでプログラムできます。写真の「ロボットのバーニー」をはじめ、5種類のモデルに組み替えが可能。
ドットスクリーン搭載で多彩な表現が可能
Sphero
Sphero BOLT
実売価格1万9310円
8×8ドットのLEDスクリーンを搭載したボール型ロボット。アプリからプログラムを作成し、内蔵センサーのデータを使った様々な動きや、LEDによるアニメーション表示を行えます。
英語学習ロボットも人気上昇中!
英会話にもロボットを使って楽しく学べるアイテムが登場。AIによる会話や学習の進捗管理など、飽きずに続けられるしくみが支持されています。
AKA
Musio X
実売価格10万5840円
英会話による双方向コミュニケーションが可能なAI搭載ロボット。ネイティブに近い会話を行えるほか、単語や会話の反復練習、レベル別の専用教材に沿った学習も可能です。