デジタル
2019/4/17 14:28

iPhoneもMacBookも持ってるけどiPadが絶対に手放せない3個の理由

自宅であなたが触れている時間が最も長いものはなんですか?

私の場合、それはiPadと断言できます。もちろんiPhoneも、なんならMacも持っていますが圧倒的にiPadを触っている時間が長いです。

そこまで私がiPadに愛を注いでいる3つの理由を順番にご紹介します。「iPad欲しいけど、買ったら使うかなあ・・・」と悩んでいるあなたの参考になれば。

 

私がiPadを愛する理由①「実はコスパがいい」

iPadって実は安いんです。iPhoneより画面が大きいし、お高いんでしょう?って思いますよね、普通。

でも、ここで一度冷静に比べてみませんか?

 

  • iPhone XS 256GB→ ¥129,800(税別)
  • iPad Pro 11inch Wi-Fi 256GB→ ¥106,800(税別)

脳みそであるチップもiPhone XSはA12 Bionic、iPad ProはA12X Bionicと同世代です。それでいて、iPadはiPhoneよりおよそ2万円も安い。テレビなんかは画面が大きくなればなるほど高価なのにね。

じゃあなんでiPadはそこまで安いのか考察してみます。

 

筐体の大きさに余裕があるから安い

小型化・軽量化はコストのかかるもの。iPhoneは小さな筐体に詰めて詰めて小型化しています。iPadも驚くほど薄型にはなっているものの、iPhoneとほぼ同等の機能を詰め込むには十分すぎる大きさ。設計にも部品選定にも余裕があるのは事実でしょう。

 

セルラー通信できないから安い

※セルラー通信:携帯電話と同じように回線契約したSIMカードを挿入することでWi-Fiがない環境でもネット通信すること

iPadはセルラー通信できるモデルとできないモデルがあります。セルラー通信が不要であれば、その分のモジュールがまるまる不要になるわけで。当然お安く仕上がります。

ちなみにセルラー通信できるモデルだとiPhoneと同じくらいの価格帯になります。自宅にWi-Fi環境がなければ、こちらを購入して別途回線を契約しましょう。

 

私がiPadを愛する理由②「iPhoneより長く使える」

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あなたが今使っているiPhone。そのiPhoneに買い換えた理由ってなんですか?

 

  • 動作が重くなってきた
  • 新しいのがカッコいい
  • 古すぎてiOSのサポートから外れた

などなど、いろいろあるかと思いますが、一番はバッテリーの持ちが悪くなってきたからじゃないでしょうか?

私は一日バッテリーが持たなくなってきたら買い換えるようにしています。携帯電話を新品で買ってから、バッテリーが一日持たなくなるまで、だいたい1年半~2年くらい。

同じように内蔵バッテリーで動くiPad。2年おきくらいに買い換えなきゃいけないの?

安心してください。iPadのバッテリーはなかなか劣化しません。その理由は下の2つ。

 

  • 筐体が大きく放熱性も高い → バッテリーが高温になりにくく、劣化しにくい
  • バッテリー容量が大きく、充放電の回数が少なくて済む

筐体の大きさはここでも有利に働きます。実際に2年半使った私のiPad Air2も2日に1回程度の充電で十分です。新しいもの好きで11インチiPad Proに買い換えましたが、iPad Air2もまだまだ現役で通用すると感じました。

例えばiPhoneを12万円で買って2年間使えば1ヶ月あたり5,000円です。でも同じ値段でiPadを買って4年使えば1ヶ月あたり2,500円ですからね。買うときは同じ値段でも償却を考えれば半額なんです。

私が高価な買い物をするときは、こんなロジックで自分を納得させます。

 

私がiPadを愛する理由③「あらゆる時短につながる」

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当然ですがiPadは画面が大きいです。

画面が大きいということは、一度に表示できる情報量が多いということ。情報が大きいということは……

 

  • 写真をピンチインしなくて済む
  • ブラウジング時のスクロール回数が減る

細かいことの積み重ねですが、ボディブローのように効いてきます。これは使ってみるまであまり意識していませんでしたが、iPadのあとでiPhoneを使ったときに「ああ、このページiPadで読みたいなあ」と思ってしまうほど。

外出時にiPhoneでは読みたいページだけを記録しておき、帰宅してからiPadでじっくり読む、という使い方に落ち着いています。結果的に効率が良い気がしますね。

 

電子書籍もおまかせ

電子書籍として活用すれば、それはもう本棚ごと持ち歩けるようなもの。iPhoneだと少し厳しい漫画や雑誌もiPadなら読めてしまいます。

書店に本を買いに行く手間や、読みたい本を本棚から探す手間……人間は一生のうちに自宅と書店、あるいは本棚とソファの間を何往復するのでしょう?

それらからあなたを解放してくれるのがiPadと言うわけ。 ただの板かと思いきや、足の代わりまで果たしてくれるなんて。

なお、9.7インチ〜11インチなら漫画なら見開きで読めますが、雑誌は厳しいです。

 

「iPadはiPhoneとMacの間を埋めてくれる」は間違い

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MacやPCを立ち上げるほどじゃないとき、あなたならどうしますか?iPhoneで済ませる?いいえ、そこはiPadですよね。ここまで読んでいただけたならわかるはず。

じゃあ、外出先でどうやって最新のニュースをチェックしますか?ここもiPad!と言いたいところですが、電車で立っているときなどiPadを使えないときもあるでしょう。そんな時に仕方なくiPadの代わりに使うのがiPhoneなのです。

iPadはiPhoneとMacの間を埋めてくれるものではありません。本来であればMacとiPadで完結できるんです(システム的にもmacOSとiOSで過不足なく補完しあえる)。

iPadを使えない場面で代わりを果たしてくれるのがiPhoneという位置付け。いわばiPadの子機のような存在です。なので自宅ではiPhoneを触らなくても済んでしまいます。

 

実はこんなに素敵なiPad

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今回ご紹介したiPadの魅力をまとめておきます。

 

  1. 実はコスパがいい
  2. iPhoneより長く使える
  3. あらゆる時短につながる

買う前は「iPad欲しいけど、買ったら使うかなあ・・・」なんて思っていました。それも杞憂だったんですけれど。今では必ず手元になくてはならない私の相棒になっています。

iPadが気になっている方も、ぜひ一度手にしていただければと思います。

【筆者プロフィール】
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るびこ
理系大学院を修了後、大手メーカーに就職した会社員。仕事の傍ら最高月間25万PVのブログ「理系男子のぐうの音」を運営しています。ときめくガジェットや20代会社員のお金の話など、リアルな生き方を日々発信中。名前は学生時代に乗っていた愛車(オートバイ)からとっています。
理系男子のぐうの音
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