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通信機器
2019/11/7 20:00

今後のeスポーツにおいて、次世代通信規格「Wi-Fi 6」がいかに重要か?

ティーピーリンクは、Wi-Fi 6に対応したゲーミングルーター「Archer AX11000」と「Archer AX50」を先日発表しました。先だって発表したWi-Fi 6対応の「Archer AX6000」に続き、次世代通信規格のルーターのラインナップ充実がはかられています。

 

 

Wi-Fi 6は、最大4803Mbpsの高速通信が行える通信規格です。Wi-Fiの通信規格は、以前までIEEE802.11xxと表記されていましたが、長いうえにわかりにくいと言うこともあり、Wi-Fi 6のような世代表記となりました。ちなみにWi-Fi 6は第6世代のWi-Fiであり、以前の表記であればIEEE802.11axとなり、ひと世代前のIEEE802.11acはWi-Fi 5となります。どれがどれに対応するかまでは覚えていなくても良いですが、最新がWi-Fi 6と言うナンバリングだと言うことだけ理解していれば大丈夫です。スマートフォンのモバイル通信規格の4Gとか5Gとかと同じだと思っていただければ。

 

今回リリースしたArcher AX11000は、ゲーミングルーターと言うカテゴライズがされているだけあり、複数の端末との接続やレイテンシーを最適化してくれます。

 

速度は5GHz帯×2と2.4GHz帯×1のトライバンドに対応しており、最大約10Gbpsの超高速通信が可能です。また複数の通信経路の使用が可能になっており、同時に複数端末を接続していても、どの端末も速度が落ちません。2つある5GHz帯も1つをゲーム専用帯域に割り振ることもできるので、家庭でゲーム以外に4K動画など大容量通信をしていたとしても、安定して遅延の少ない高速通信を実現してくれます。

 

注目はゲームアクセラレーター機能。プレイしているゲームの通信を検知し、そのゲームに最適なレイテンシーにしてくれます。接続可能台数は120台で、個人宅はもちろんゲーム大会でも十分に使えるレベル。Ping値(レイテンシー)やゲームのプレイ時間、ルーターのパフォーマンスなどをひと目で確認できるようになっており、まさにゲームをプレイするためのルーターであることは間違いありません。

 

↑Archer AX11000

 

サイズが大きめで価格もちょいお高めなので、個人利用もいいですがどちらかと言うと仲間内でゲーム大会を運営する人やゲーミングハウスでの使用がより向いているかもしれません。

 

個人利用をするのであれば、Archer AX50がオススメ。AX50もWi-Fi 6に対応したルーターで5GHz帯で2402Mbps、2.4GHz帯で574Mbpsの高速通信が行えます。接続可能台数は256台と、どんなに家にWi-Fi接続機器があったとしても足りなくなることはありません。このモデルも超低遅延を実現しており、最大75%の遅延を低減しています。

 

↑Archer AX50

 

ゲーミング向けのルーターと言うことで、今回の発表会には、老舗プロゲーミングチーム、デトネーションゲーミングからSUMOMOXqX選手とMelofovia選手、梅崎オーナーの3人が登壇しました。SUMOMOXqX選手とMelofovia選手は、「PUBG」の選手。一瞬の判断や操作の差によって勝敗が決するゲームだけに、遅延には敏感なゲームタイトルです。「Ping(レイテンシー)が10の差が出ました。時間にして0.01秒差ですが、プレイ感覚に影響します。普段の有線と同じ感覚でできました」とSUMOMOXqX選手。

 

↑SUMOMOXqX選手

 

↑Melofovia選手

 

デトネーションゲーミングは、複数のゲームタイトルのプロチームであり、中にはスマホのタイトルもあります。その中でも「クラッシュロワイヤル」はチームメンバーが集まって練習することが多く、通信速度が重要だと言います。「現在、チームメンバーが利用できるゲーミングハウスを用意しているのですが、そこの広さが350㎡くらいです。Archerを導入してから、そこを全部カバーし、どこにいても安定した無線で接続できるようになりました。ちょうど『PUBGモバイル』のチームや『モンスターストライク』のチームの発足も予定していたので、この環境はありがたいです」(梅崎伸幸オーナー)。

 

↑梅崎伸幸氏

 

今後はますますモバイルゲームのeスポーツ参入が増えてくると思いますので、ゲーミングルーターの導入は必須であることは間違いないでしょう。また、モバイルゲームのeスポーツ大会を開催する場合も、混線しやすい会場において、高速かつ安定した接続ができるのは、環境として必須になってきます。いままでは、オンラインゲームをプレイする場合は、有線接続が前提条件のように言われてきましたが、これだけ安定した低遅延で接続できるのであれば、もはや有線である必要はないと言えるでしょう。

 

Archer AX11000やZX50は、当然Wi-Fi 5などこれまでの規格にも対応しており、スマートフォンや家庭の無線LAN機器を買い換えることなく接続できます。TP-Link専用アプリ「Tether」により、初期設定が簡単に行え、外出先からのルーター管理もできます。ルーターは毎日、24時間稼働している休まないガジェットの代表格で、耐用年数も4~6年と言われています。そう考えるとそろそろ買い換え時の人は多いのではないでしょうか。ルーターをこれから買い換える場合は、Wi-Fi 6対応機器が将来的にもオススメ。

 

また据え置き機・スマホ問わずeスポーツでは、練習環境や実戦において「無線通信環境」にこだわることが通常になってきています。ぜひゲームユーザーも、Archerシリーズのような高品位かつ次世代規格を採用したWi-Fiルーターにも注目してほしいと思います。

 

【フォトギャラリー】※GetNavi web本サイトでのみ閲覧できます

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