米モトローラの次期折りたたみスマートフォンとなる「razr(第3世代)」の実機とされる画像を、海外テックサイトの91Mobilesが公開しています。
モトローラは2019年に同ブランド初となる折りたたみスマートフォン「razr」をリリースすると、2020年には5G通信に対応した「razr 5G」を投入(日本での発売は2021年)。どちらでも6.2インチのフレキシブルディスプレイを縦方向に折りたたむことで、コンパクトに持ち運ぶことができます。
今回91Mobilesによって公開されたrazr(第3世代)の画像では、シングルからデュアル仕様に強化された背面カメラが確認できます。これによりカメラ画質の向上や、複数の画角の選択が可能になることが予測されます。
さらに本体デザインも変更されており、本体を折りたたんだ時にカメラ上部に位置していた「こぶ(飛び出し)」がなくなっていることがわかります。これにより、本体外側のサブディスプレイが大きくなるなどの変化があるかもしれません。
事前情報によれば、razr(第3世代)は現行モデルと同じくFHD+解像度のディスプレイを搭載し、プロセッサーは最新のSnapdragon 8 Gen 1を採用。背面カメラは1300万画素+5000万画素、フロントカメラは3200万画素でRAM容量は8GB/12GB、内蔵ストレージは256GB/512GBとなるようです。
razr(第3世代)は7月か8月に、まず中国にてリリースされると予測されています。また本体カラーとしてはクワート・ブラックとトランキル・ブルーの2色が存在するようです。折りたたみスマートフォン分野では韓国サムスンが次々と新モデルを投入していますが、カメラ画質を向上させたrazr(第3世代)がどれだけ市場で対抗できるのかに注目したいものです。
Source: 91Mobiles via 9to5Google