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2022/7/6 18:45

アップル、ジッパーの見苦しさに我慢できなかった? 磁石でケースやバッグの口を閉じる特許を取得

アップルは故スティーブ・ジョブズCEOが、iPhoneやMacの外見や内部まで美しいデザインにこだわったことが知られています。今度はジッパーの見苦しさに我慢できなかったのか、磁石に置き換える特許を取得したことが明らかとなりました。

↑イメージ

 

数年前にもアップルは健康状態を監視できる布地の特許を出願しており、バッグや周辺機器ケース、服作りにも興味がある可能性が浮上していました。

 

今回アップルが取得した特許「マグネットファスナー」では、「ジッパーは見苦しく、開閉に時間がかかる可能性があります」と前置き。「磁石クラスプのような留め具は、ジッパーよりも速く開閉できるかもしれませんが、大きな開口部を満足に塞げないかもしれません」と述べています。そこで、磁石ファスナーが提案されているしだいです。

 

この磁石ファスナーは、「縫い目の対向する側に第1と第2の部分があってもいい」とのこと。「磁石ファスナーを閉じた状態で操作すると、第1と第2の部分の磁石が互いに引き合い、ファスナーの第1と第2の部分が引っ張り合って縫い目を閉じます」と当たり前のようなことが書かれています。

しかし、磁石ファスナーを開いた状態で操作すると「第1と第2の部分の磁石は互いに反発し、第1と第2の部分を押し広げて、継ぎ目を開く 」とのこと。つまり、磁石は継ぎ目をしっかりと閉じることができるし、少しずらすだけで縫い目を開きやすいわけです。

 

この技術の一部は、すでにAirPods Max付属の「Smart Case」では実用化されています。が、こうしたバッグに使う磁石については、新たに公開された別の特許「柔軟な磁気クロージャと留め金を備えたエンクロージャ」でも扱われています 。

 

これまでアップルは莫大な数の特許を出願あるいは取得しており、そのうち製品化されたり、実用化された例はごく一部に過ぎません。今回の特許も、あくまで社内で研究しているだけに終わる可能性もあります。

 

とはいえ、理論的にはアップルが服や靴を作れることも確かでしょう。「ヘイSiri、靴紐を締めて」というと、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」のようにパチンと閉まる未来が来るのかもしれません。

 

Source:USPTO
via:AppleInsider

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