アップルが9月13日から配信を始めたiOS 16では、顔認証Face ID対応のiPhoneのステータスバー(画面上部の表示欄)にバッテリー残量の「%」表示が戻ってきたことが注目を集めています。
実はiPhone X以降のフラッグシップ機では、画面上の真ん中にノッチ(切り欠き)が追加されたため、両横に表示スペースが足りなくなり、パーセント表示が消えていたのです。
しかし、iOS 16でも一部のFace ID対応モデルでは、やはりパーセント表示ができないことをアップルが認めました。
アップルは公式サポート文書「iPhone、iPad、iPod touch でバッテリー残量をパーセントで表示する」を更新し、新たなパーセント表示はiPhone XR、iPhone 11、iPhone 12 mini、iPhone 13 miniでは利用できないと述べています。これらは画面サイズも異なりますが(XRと11は6.1インチ、12/13 miniは5.4インチ)なぜ、これらのモデルで使えないのか説明はありません。
iOS 15までは、残量はバッテリーアイコンで「これだけカラになっている」という体でビジュアル化されていましたが、具体的に何%残っているのかは表示されませんでした。もしも知りたければ、画面右上から下にスワイプして、コントロールセンターを呼び出す必要があったのです。
それがiOS 16ではバッテリーアイコンが変更され、その中にパーセント表示されるようになっています。
The battery percentage indicator makes it’s debut on notched devices with iOS 16 beta 5! pic.twitter.com/uAOmPRTFhE
— Aaron (@aaronp613) August 8, 2022
新たなバッテリー表示は便利なようですが、バッテリーが20%以下になるまでアイコンは完全に白いままで「減っている」ことは非常に分かりにくくなっています。より分かりやすくなるよう、ユーザーから要望が寄せられるかもしれません。
Source:Apple
via:MacRumors