デジタル
2023/5/19 18:19

ChatGPTを仕事でどう使う? アンケートで人気の高かった回答は……

ACILが運営するキャリア・転職情報メディア『ポジサラ』は、全国の20代以上の男女を対象に「仕事でChatGPTを活用しているシーンは?」をテーマとしたアンケート調査を実施しました。

 

ポジサラは、仕事の悩みに寄り添い、キャリアに関する情報を発信するメディア。いま話題のChatGPTをビジネスでどんな使い方をしている人が多いのかが、今回の結果で浮彫になりました。

 

調査概要は下記のとおりです。

調査方法:インターネット調査
調査人数:100人
調査主体:株式会社ACIL、ポジサラ
調査時期:2023年5月11日
調査発表日:2023年5月18日

 

「苦手」「専門外」のことへの活用シーンの割合が高い

調査結果は以下のとおりです。

 

5位:仕事で行き詰まった際の相談相手

5位は相談相手としての活用でした。ChatGPTを仕事で行き詰まった際の相談相手にすると、すぐに答えてくれる手軽さが活用しやすい理由のようです。

 

アンケートでは「行き詰ったときにその内容を聞くと、参考になる返答をしてくることがある。行き詰ったときはその内容をそのままChatGPTで打ち込んでみます」「最近流行りだしているChatGPT。色んなことをすぐ答えてくれるので悩んだりしたときや、集中がきれてしまったときなどよく活用しています。面白いです」といった声が挙げられています。

 

4位:企画・計画などのアイデア出し

4位はアイデアを考えるときに活用しているという結果でした。企画・計画などのアイデアを出すときに、違う目線のアイデアが欲しいと、ChatGPTを活用している人が多いとしています。

 

アンケートでは「自分でアイデア出しをすると、どうしても同じようなものになりやすいので、違う目線のアイデアを提案してもらうのをよくしているため」や「商品の企画時に様々なテーマについてリサーチする手間を簡略化できるため」といった答えが出ました。

 

3位:表やグラフなどの作成

3位は仕事のパフォーマンス向上への活用でした。ChatGPTは表計算やグラフなどを正確に作ってくれるため、作業効率が上がるという意見が多くなっています。

 

アンケートでは「Excelで表計算をするときの便利な使い方や関数を教えてもらえると、作業効率が上がって助かるから」や「Excelで表などを作っていて必要な関数を忘れてしまったり、まったく知らない関数があるときに利用します。それまではネットで検索していましたが、スピード的にこちらの方が早いので最近は使うようになりました」などの意見があります。

 

2位:必要な情報のリサーチ

2位は情報収集についてでした。必要な情報のリサーチや、専門外のことでもおおまかな情報を集めてきてくれる便利さからChatGPTを活用している人も多くなっています。

 

アンケートでは「自分だけでは視野が狭く、選択範囲がすくないので色々な情報をもつChatGPTを利用して役立てています」や「疎いジャンルの情報でも、ある程度信頼できる情報が出てきて、更に簡潔で分かりやすくまとまった文で教えてくれる。詳しく知りたいときには、参考になるURLも教えてくれる」といった答えがあります。

 

1位:ビジネスメールなどの文章の生成・校正

1位は文章作成に関する部分での活用でした。ChatGPTは整った文章を短時間で生成できるため、その特性を生かした使い方をしている人が最も多かったとのこと。また、ひな型を作るために活用し、修正を加えて使っている人が多いとしています。

 

アンケートでは、「メールの文章やお礼状を作るのが苦手で、考えてる時間がもったいないと思っていました。AIで済ませられるものはAIに任せて、これからもどんどん活用していきたいです」や「文章を作成する際に関して、謙譲語や尊敬語の間違えを減らしたいから」といった回答が見られたそうです。