Apple(アップル)がAIチャットボット「Apple GPT」を社内でテストしていると、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。
Appleは以前にも自然言語生成機能(ジェネレーティブAI)をテストしていることが報じられていました。また、ジェネレーティブAIの専門家の採用も強化しているようです。
今回のBloombergの報道によれば、AppleはOpenAIのAIチャットボット「ChatGPT」に対抗できる技術として、Apple GPTと呼ばれる独自のジェネレーティブAIを開発しているとのこと。このプロジェクトは、2022年に構築が開始されたフレームワーク「Ajax」を基にしています。
Appleは、Ajaxを使った大規模な言語モデルを作り、社内のChatGPTスタイルのツールの基盤として利用している一方、検索やSiri、地図をApple GPTで改良しています。
Apple GPTはApple社内でのみ利用されており、現時点で一般向けの機能開発には使用されていません。同社はApple GTPを一般向けにリリースするつもりはないものの、2024年にはAI関連の重要な発表を行う予定とも指摘されています。
多くのテック企業がAIチャットボットやジェネレーティブAIの開発に参入している今日、Appleも遅れを取るまいと開発を本格化させているようです。