インスタグラム(Instagram)のDM(メッセージ)には、送信した相手に読んだことを知らせる「既読」機能があり、すぐに返事をしたくない、ただ内容だけを知りたいときに困りがちです。
しかし最近、この「相手に既読を知らせる」をオフにする機能のテストが、ようやく始まったことが明らかとなりました。
インスタグラムの親会社であるMetaのマーク・ザッカーバーグCEOと、同アプリの責任者であるアダム・モッセーリ氏は、それぞれの一斉配信チャンネルでこの機能を発表しました。
モッセーリ氏は「皆さんのフィードバックを聞いて、DMの既読をオフにできる新機能のテストを開始しました。まもなく、メッセージを読んだことを他の人に知らせるタイミングを選べるようになります」と述べています。
この機能を有効にすれば、誰かのDMを読んだとしても、相手にはメッセージの下にある「既読」ラベルが表示されなくなるわけです。
さらにモッセーリ氏は、「プライバシー&セーフティ」設定画面のスクリーンショットを投稿。このテストに参加しているユーザーには「Who can see your activity」(あなたのアクティビティが見える人)の下に既読通知をオフにできるトグルが追加されるようです。
一方、Metaは、Messengerで展開中のエンドツーエンド暗号化をインスタグラムのDMにもこれから展開する予定とのこと。プライバシー情報を含む会話がより安全にできるようになる見通しです。
日本国内でも「LINEで既読をつけずに読む方法」のノウハウを教えるサイトが人気を集めています。やはり海外のインスタユーザーも、DMに既読をつけると「早く返事をすべし」というプレッシャーにうんざりしていたのかもしれません。
Source:TechCrunch