妄想が妄想をよぶ憧れの8ホイールライフ――『ル・ボラン 2018年5月号』

ink_pen 2018/4/25
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妄想が妄想をよぶ憧れの8ホイールライフ――『ル・ボラン 2018年5月号』
宇佐和通
うさわつう
宇佐和通

面白いことを見つけ、面白さをそのまま知らせることばかり考えながら、さまざまな媒体でお仕事をさせてていただいてます。ポップカルチャーおよびサブカルチャーが好きで、世界各国の都市伝説を集めています。

この組み合わせ、憧れちゃいます

特集全体を通して筆者が一番実現したい組み合わせは、島下泰久さんのトヨタALPHARD HYBRIDとホンダNSX。島下さんは語る。「私が思い描くのは10ホイールのオールハイブリッドカーライフ。避けられない電化の波、楽しんだもの勝ち?」

 

10ホイール?  ALPHARDのハイブリッド車に自転車まで積み込んでしまおうというアイデアだ。このクルマ、自転車を積み込めるほどのスペースがあるにも関わらず、走りが大幅に進化しているらしい。海に行って、そこで自転車を降ろし、風を受けながらビーチ沿いを走るなんていうこともできそうだ。

 

NSXに関して言えば、国産スポーツカーの中でもかなり多くのファンを持つことで知られている。純粋に走りを楽しむことが目的なら十分すぎるだろうし、何より車体のフォルムが美しい。子どもの頃に抱いたスーパーカーに対する憧れに近い感情がかき立てられる。

 

そして、どちらもハイブリッド車。電化の波を楽しむためにはまさに絶好の組み合わせとなるのだろう。自転車を車に乗せて運ぶというのも、抜群におしゃれ。

 

 

おしゃれ大賞はこのペアどうでしょう

おしゃれをキーワードにするなら、嶋田智之さんのCITROËN 2CVとASTON MARTIN VANQUISH Sという組み合わせに賛成。独特なフォルムで他の追随を許さない2CV。そして、ボンドカーとして超有名なASTON MARTIN。誰も着ていないようなユニークなデザインのフランス製コートと、英王室御用達テイラーのオーダーメイドのタキシード。そんな趣の組み合わせだろうか。

 

「両極端なクルマを所有できたら乗り換えのたびに新鮮に感じられ、究極に素敵な2台持ちになるだろう」というのが嶋田さんのコメント。こういう2台持ちは、モテるだろうなぁ。

 

という具合に、クルマの達人10人が繰り広げる妄想はどれも思い入れとうんちくに満ち満ちている。残りのペアリングに関しては、本誌でどうぞ。この特集、ひたすら楽しいです。

 

 

【書籍紹介】

ル・ボラン 2018年5月号

著者:ル・ボラン編集部(編)
発行:学研プラス

ドイツ車をはじめとする輸入車を軸に、クルマやクルマ用品、ニュースなどをタイムリーに発信する月刊自動車雑誌。ダイナミックなビジュアルとわかりやすい記事には定評があるほか、欧州車を中心とする独自の現地取材企画は高い人気を誇る。

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