海に捨てられる「コンタクトレンズ」は年間2万kg以上! 環境汚染の意外な盲点

ink_pen 2018/9/7
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海に捨てられる「コンタクトレンズ」は年間2万kg以上! 環境汚染の意外な盲点
佐藤まきこ
さとうまきこ
佐藤まきこ

大学時代に細胞培養の研究を専攻した後、メディア・広告の世界へ。雑誌編集者や広告のプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのプランナー、エディターとして活動中。ハワイ、オアフ島在住。Instagram: @hawaii_milestone

日本でも若年層のコンタクトレンズ使用率は高い

2016年に発表されたGfKジャパンのオンライン調査(回答者は約3万6500人)によると、日本でコンタクトレンズを使っている人は26%いました。そのなかでも、16歳~30歳の女性が使用率44%と最も高く、視力矯正だけでなく、ファッション目的で使用する場合が多いと考えられます。おまけに、よく使われるコンタクトレンズは1日使い捨てタイプが一番多いそう。このうち、どのくらいの人が流しに捨てているかは分かりませんが、私たち日本人もコンタクトレンズで、知らない間にプラスチック汚染を引き起こしている可能性は否定できないでしょう。

透明で薄くて小さなコンタクトレンズ。「1回くらい、いいか」などと、つい思ってしまうこともあるかもしれませんが、積もり積もれば相当の量の海洋ゴミになっているということを忘れてはいけないですね。使い終わったコンタクトレンズはゴミ箱へ。そして将来的には、自然界に捨てられても、分解可能で環境を汚染しないコンタクトレンズが当たり前になることが求められています。

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