「サメ映画」ブームがきている昨今。実際にサメに襲われる可能性は?

ink_pen 2018/9/17
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「サメ映画」ブームがきている昨今。実際にサメに襲われる可能性は?
佐藤まきこ
さとうまきこ
佐藤まきこ

大学時代に細胞培養の研究を専攻した後、メディア・広告の世界へ。雑誌編集者や広告のプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのプランナー、エディターとして活動中。ハワイ、オアフ島在住。Instagram: @hawaii_milestone

サメに襲われないために気をつけるべきこと

ビーチ遊びでサメに襲われないためには、次のようなことに気をつけましょう。

 

1人で海に行かない

多くのサメが個人を狙って攻撃します。人間が1人で海にいると、サメは他の生物と認識して襲ってくる可能性があるのだとか。

 

沖に行かない

沖にいくと、知らない間にサメのテリトリーに入ってしまうかもしれません。何かあった場合も、すぐに助けを呼べるように、砂浜近くにいた方が安全です。

 

夜は海に行かない

サメは夜の方が活動的。真っ暗な中だと、サメが近づいていることにも気付きにくくなります。

 

出血しているときは海に行かない

サメは血に反応して人に近づいてきます。治りきっていない傷から出血している場合など、海に行くのはやめましょう。

 

ハワイやフロリダなど、サメが出没する恐れのあるビーチでは、「サメに注意」という警告の旗を出していることがあります。そんなときはビーチには近づかないといった、基本的な心がけもやっぱり大切です。

 

サメに襲われるリスクはどれくらいあるのか?

ただ、ここで覚えておきたいのは、サメに襲われるリスクは、人が交通事故に遭う確率よりもずっと低いということ。

 

フロリダ自然史博物館が、サメに襲撃された件数とアメリカの人口から割り出したリスク算出によると、サメに襲われて死亡するのは、およそ370万人に1人。一方、溺死する人は1,134人に1人、交通事故で死亡する人は84人に1人、ガンは7人に1人、心臓病は5人に1人。

 

これらの数字と比べても、サメに襲われて命を落とすことより、交通事故や病気になって死に至ることの方がずっとリスクが高いとわかります。

 

とはいえ、せっかくの海でサメに襲われるようなことがあってはいけませんから、ここで紹介した注意事項も頭に入れて、海を満喫したいですね。

 

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