Netflix、実写版『ONE PIECE』のセットを初公開。海上レストラン「バラティエ」をガチで建造…!

ink_pen 2022/6/7
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Netflix、実写版『ONE PIECE』のセットを初公開。海上レストラン「バラティエ」をガチで建造…!
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

Netflixがオリジナルシリーズの実写版『ONE PIECE(ワンピース)』の製作を発表したのは2017年のことでした。それから5年近くが経ちましたが、実際に使われるセットの一部が初公開されました。

Netflix

 

Netflixが公開した2分弱の映像では、ショーランナーのスティーブン・マエダ氏(『Xファイル』や『LOST』にも参加)とメイン脚本家のマット・オーウェンズ氏(マーベルドラマで知られる)、そして主演のイニャキ・ゴドイ氏(モンキー・D・ルフィ役)が、南アフリカでの制作現場の舞台裏を紹介しています。

 

映像では、まず序盤の敵が乗るMissラブ・ダック号やルフィらのゴーイングメリー号のコンセプトアートが公開。そして海上レストラン・バラティエを本物さながらに“建造している様子や、始まりの場所であるフーシャ村などが現実のセットとして紹介されています。チラリと「測量室を建設中」とも言っており、少なくともアーロンパーク編(8巻~11巻)まではやり遂げそうです。

 

ほかNetflixは、新たなキャストも公開しています。ラングレー・カークウッド(以下、敬称略)が斧手のモーガンを演じ、ウソップと縁の深い少女カヤ役はセレステ・ルーツ。またバラティエのオーナーであり、サンジに料理と足技を叩き込んだ師匠のゼフはクレイグ・フェアブラス。さらに「鷹の目」の異名を持ちゾロに稽古を付けたミホークはスティーブン・ワードといったところです。

 

製作が決まったシーズン1はわずか10話しかありませんが、確かにこれほど手間暇をかけていればなかなか順調には進みにくいはず。2年前、原作者の尾田栄一郎氏が「ストーリーがどこまで進むのか?」とコメントしていたことがあります。

 

制作はドラマ「カウボーイビバップ」を手がけたトゥモロースタジオ。実写版『カウボーイビバップ』は1シーズンのみで打ち切られてしまいましたが、その経験を活かした『ワンピース』はシーズン2も作られると信じたいところです。

 

Source:Netflix

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