米Amazonは、かつて失敗に終わった独自スマートフォン「Fire Phone」の後継にあたる新型モデル「Transformer(トランスフォーマー)」の開発を進めていると報じられています。

ロイター通信によると、このプロジェクトはAmazonのデバイス部門内に新設されたチーム「ZeroOne」により進められているとのこと。このチームを率いているのは、以前マイクロソフトでZuneやXboxなどの製品に携わったJ・アラード氏であると伝えられています。
匿名の関係者によれば、この製品はAlexaを中核機能として位置づけつつ、OSそのものはAndroidを採用する可能性があり、Amazonのサービスに最適化した「パーソナライズ端末」になるという方向性が示されています。
具体的には、Amazonでの買い物やPrime Videoの視聴、Prime Musicの再生などを「常に身近に利用できる」ように設計され、Amazonユーザーの「1日の中心」となるデバイスを目指しているとされています。
さらにAmazonは、Humane AI PinやRabbit R1のように、アプリストアを必要としないAI主導のインターフェースを意識した端末にする可能性があるとも報じられています。つまり、従来型のスマートフォンよりも、AIウェアラブル端末に近い存在になるのかもしれません。
一方で、AmazonはLight Phoneからも着想を得ているとされています。このデバイスは「できるだけ使われないスマホ」をコンセプトにしており、カメラや地図、カレンダーなど最低限の機能だけを備えているものです。かつてFire Phoneが大きな失敗に終わった背景もあり、他社のスマホとの競合を避ける意図があるとも推測できそうです。
Source: Reuters
Via: Android Authority