前面カメラもデュアルなスマホ「HTC U12+」、10万超の価値を知るべく握った

HTC
ink_pen 2018/6/28
  • X
  • Facebook
  • LINE
前面カメラもデュアルなスマホ「HTC U12+」、10万超の価値を知るべく握った
井上 晃
いのうえあきら
井上 晃

スマートフォンやスマートウォッチ、格安SIMなど、最新モバイル事情に精通するライター。国内外を取材し、雑誌やWebメディアを中心に記事を執筆する。Twitter:@kira_e_noway

エッジセンスが進化

同Uシリーズでは、端末の側面を握って操作する「エッジセンス」が採用されていました。U12+では、同機能が「エッジセンス2」にアップデートされています。

 

具体的には、握るだけでなく、「持つ」「ダブルタップ」といった操作にも対応。

 

↑端末下部側面を握る。設定しておいた機能が起動する。長押しにも対応

 

↑持っていることも認識。「スマート回転」を選択すると、端末下部側面を握ったまま横に倒しても画面が勝手に回転しない

 

↑側面をダブルタップ。小さな半円の印が表示される。デフォルトでは片手操作用の画面が起動

 

SIMフリーモデルとしては高額だが、カメラ性能には期待

前モデルに相当するHTC U11は、当初au・ソフトバンクで発売され、後日SIMフリーモデルも発売されました。しかし、今回はまずSIMフリーモデルとして登場しています。となると端末代金のサポートがあまり期待できません。10万円オーバーの価格はおサイフとの相談が必須でしょう。

 

一方で、カメラ機能には期待大。特に同機が搭載する「HDRブースト2」機能では、明るすぎるシーンやコントラストの差が大きいシーンでノイズを軽減可能。逆光でもクリアな撮影が行えます。

 

↑「HDRブースト」機能も改良された

 

じっくり検証したわけではないですが、従来から逆光撮影のクオリティが高いHTCだけに、同機でも日中や夕刻の描写で力を発揮してくれるのではないかと期待できます。また、フォーカスについても、フルセンサーPDAFに加え、レーザーAFにも対応したということで、従来よりも幅広いシーンで活用してくれるはずです。

Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で