iPhone 14 Pro Max(仮)のダミーモデル公開。噂のパンチホールは意外と大きい?

ink_pen 2022/5/9
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iPhone 14 Pro Max(仮)のダミーモデル公開。噂のパンチホールは意外と大きい?
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

今年の秋に登場が噂されている「iPhone 14(仮)」シリーズのうち、高価なProモデルはノッチ(画面上部の切り欠き)がなくなり、パンチホール(ディスプレイに穴を開け、その下に自撮りカメラや顔認証のパーツを置く)が2つあるデザインになるとの予想が定説となっています。

↑ShrimpApplePro氏のツイートから

 

その新デザインをいち早く伝えたリーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)ShrimpApplePro氏が、「iPhone 14 Pro Max」(大型モデルの仮称)を3Dプリントしたダミーモデルの画像と動画を公開しています。

 

これまで前面パネルと称される写真モックアップとされるものは届けられてきましたが、噂通り「パンチホール2つ」を備えたダミーモデルを確認できたのは今回が(おそらく)初めてのことになります。

 

こうした未発表iPhoneのダミーは毎年のように現れており、サードパーティのアクセサリーメーカーが自社製品を生産するために(アップルの正式発表を待っていると間に合わない)情報をかき集めて自作していると思われ、かなり正確である可能性が高いものです。

 

さてノッチに代わる「ピルとパンチホール」(画面に開けられる横長と丸い穴)は、今回のダミーを見る限り、かなり大きくなるようです。単にノッチの周りにあった不要なスペースを取り除いただけで、その下にある自撮りカメラやFace ID部品は小さくしていないと推測されます。

↑ShrimpApplePro氏のツイートから

 

もうひとつ明らかになったと思われるのは、iPhone 14 Pro Maxのアスペクト比がiPhone 13 Pro Maxよりも縦長ということです。これは中国SNS上で公開されていた前面パネル画像とも一致しており、どうやら比率が19.5:9から20:9に変更されたようです。

 

さらに背面を見れば、iPhone 14 Pro Maxが先代より大きなカメラバンプ(部品を収納する出っ張り)を搭載するとの噂とも符合しています。なぜ大きくなるかというと、アップル関連の有名アナリストMing-Chi Kuo氏は「広角カメラの解像度が12MPから48MPに強化されるからだ」と説明していました

 

iPhone 14 Proモデルは新デザインとなってカメラも強化される可能性も高まり、新規で買う人にも、以前のiPhoneから乗り換える人にとっても魅力的な製品となりそうです。とはいえ、世界最大のiPhone組み立て工場がある中国・鄭州市が事実上ロックダウンされた事情もあり、もしかすると発売が遅れるのかもしれません。

Source:ShrimpApplePro(Twitter)
via:PhoneArena

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