iPhone発表イベントも対面式に? アップル社内AIサミットがリアルタイムライブになる噂

ink_pen 2023/2/8
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iPhone発表イベントも対面式に? アップル社内AIサミットがリアルタイムライブになる噂
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

アップルが毎年恒例の社内AIサミットを、人を会場に入れる対面式で開催予定だと報じられました。ここからiPhone発表イベントなども従来のように、人を集めた会場での実施に戻る可能性が浮上しています。

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↑Apple Park Visitor Center

 

アップルは2020年初め、新型コロナ禍になって以来、主要なイベントはすべてオンラインで行ってきました。しかし2022年9月のiPhone 14発表イベントで、基調講演は事前収録の動画を流しながらも、新製品を手に取れるハンズオンイベントは対面式で実施。少しずつコロナ前のカタチに戻りつつあります。

 

今回の噂話は、アップルの社内情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者が発信。本イベントはApple Park内のイベントホールであるスティーブ・ジョブズ・シアターに人を入れて開催し、出席できない従業員向けにはストリーミングもされるとのことです。

 

このAIサミットは、アップルの従業員だけを対象としている以外は、同社の年次開発者会議WWDC(Worldwide Developers Conference)と似ています。つまり、まず社内に限定した対面式イベントを行い、問題なければ外部のメディア関係者も招いたWWDC基調講演を実施。さらに今秋のiPhone発表イベントを対面式で……という展開があり得そうです。

 

一方で、近年のiPhone発表イベントの完成度の高さは、時間と手間をじっくりかけられる事前収録ビデオによるところが大きいはず。リアルタイムの対面ライブに戻すと、逆にクオリティを担保したうえでのスムーズな進行が難しくなるかもしれません。

 

Source:Mark Gurman(Twitter) 
via:AppleInsider

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