少し古めの「MacBook Pro」に新たな事件! ほこりで画面が…

ink_pen 2023/11/16
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少し古めの「MacBook Pro」に新たな事件! ほこりで画面が…
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

アップルのMacBook Proはとても美しいデザインが好評ですが、手入れを怠ると故障につながる可能性があることは、他社のノートパソコンと変わりありません。

↑小まめにお手入れをしないと…

 

最近では新たに、少し古めのMacBook Proで、本体とディスプレイをつなぐケーブルに汚れやほこりが溜まって損傷し、画面に異常が生じることがあると報じられています。

 

中国のテックメディア・MyDriversによると、画面とキーボードの間のヒンジ部分に隙間があり、そこからほこりが入り込むことで損傷が起きるそう。この問題は2016年~2020年の間に発売されたMacBook Proに起きる可能性があるといいます。

 

実際に問題が起こったMacBook Proの写真が公開されていますが、画面の半分以上に紫色の縦線が走り、ほぼ使いものにならない模様。ほこりが原因であることから「ダストドア」事件と呼ばれています。

↑ダストドア事件の被害(画像提供/MyDrivers)

 

以前にも、やはり内部ケーブルが開閉のたびに消耗し、ディスプレイの故障につながる不具合が一部モデルで起こったこともありました。この問題は2018年モデルで修正されたことが確認されています

 

デスクトップ型またはノート型であれ、パソコンは通気口からほこりやペットの毛などを吸い込み、それによって不具合が起きることも珍しくはありません。とはいえ、MacBook Proを分解して内部を掃除すれば、正規保証の対象外になる恐れもあります。日頃から机の上は清潔に保っておき、キーボードと画面の間に溜まったごみはきれいに掃除しておくほうが良さそうです。

 

Source: MyDrivers
via: Wccftech

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