うどんと砂糖ってこんなに合うの!? 丸亀製麺「シェイクぴっぴ」がおやつとして味も価格も優秀すぎる

ink_pen 2025/7/18
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うどんと砂糖ってこんなに合うの!? 丸亀製麺「シェイクぴっぴ」がおやつとして味も価格も優秀すぎる
藤原 綾香(GetNavi web編集部)
藤原 綾香(GetNavi web編集部)

「GetNavi web」のモノ系コミュニティ「GetNavi Salon」の運営マネージャーも務める、GetNavi web編集部員。報道系ニュースメディアでの勤務や、公式Xアカウント中の人経験アリ。三度の飯よりゲームとコーヒーと、人と語らう時間が好き。

スナック菓子かと思ったら、「揚げたうどん」!?

全国の丸亀製麺で6月24日から販売されている「丸亀シェイクぴっぴ」、もう食べましたか? 買った時にはプレーンの状態で袋に入っている「丸亀シェイクぴっぴ」に、店内に用意されている3つのパウダーから好きな味を選んでスプーン1杯分をかけ、袋をシャカシャカ振って味付けしてから楽しむスタイルです。

「ぴっぴ」とは、讃岐弁で「うどん」のこと。うどんと言えば「もちもち」が一般的なイメージですが、それを覆す「サクサク食感」が最大の特徴です。価格は1袋190円(税込)とお手頃で、おやつにもってこい! 発表会で試食したところ、パウダーがついた指をなめたくなるほどドハマりする事態に……。

「おぼれる」ほどのウマさ

フレーバーは「うまさ爆発無限コンソメ味」「おぼれる のり塩まみれ味」「甘い誘惑シュガーバター味」の3つです。

いざ実食! 一見シューストリングポテトのようですが、中には大きくうねった形もありユニークです。

まずはプレーン味のまま一口。「おいしいスナック菓子」という印象で、何も知らなければうどんだとはすぐにわからない軽やかな食感です。では、いよいよ3種類のフレーバーを食べ比べていきましょう!

・「うまさ爆発無限コンソメ味」

まさに「王道」のうまさです。チキンの旨みをベースに数種のスパイスを独自配合し、ガーリックの風味やブラックペッパーを加えているとのこと。「うどんとコンソメって合うの?」と心配になったのは一瞬だけでした。「無限」の名にふさわしく、次々に手が伸びてしまいます。

・「おぼれる のり塩まみれ味」

筆者イチオシのフレーバーがこちら。あおさの風味と塩味が絶妙にマッチしているうえ、白ごまと昆布の旨みも加わって、食べる手が止まりませんでした。パウダーそのものがあまりにおいしすぎて、「小1時間、粉だけなめていたい……」と思ったほど。パウダーだけで売っていたら買い溜めして、他にもいろいろな料理にかけたいです。

↑「おぼれる のり塩まみれ味」のパウダーは店内で丁寧に仕込んでいます。

・「甘い誘惑シュガーバター味」

ダークホース的フレーバーでした。「うどん×砂糖の甘み」がどうなるのか想像がつかなかったのですが、軽い食感に優しい甘さ、ほのかに感じられる塩味、そしてバターの濃厚な味わいが組み合わさって、やみつきになります!

筆者としては「おぼれる のり塩まみれ味」と「甘い誘惑シュガーバター味」とを交互に食べると、さらに旨みが増すように感じられて最高でした。毛色が違うからこそ、お互いに魅力をよく引き立て合っていると言えそうです。

軽い食感を生み出す「サクサク揚げアゲ製法」

いずれもパウダーでしっかりした味がついているのに食べ飽きないのは、食感の軽さのおかげである気がします。カギを握るのが、「サクサク揚げアゲ製法」。

発表会で説明に立ったトリドールホールディングス・商品開発課課長の浦郷裕介さんによると「丸亀シェイクぴっぴ」開発にあたり、生のうどんを揚げると20分以上かかり、塩辛くなってしまうのがネックでした。「讃岐うどんは加水率が高いため、フライヤーで揚げる際の揚げ時間と温度のコントロールが非常に難しい課題だった」と言います。

3、4年前から開発を始め、試行錯誤の末、うどん内部の水分を最適にコントロールする技術を確立したとのこと。茹でたうどん一本一本に丁寧に揚げ粉をまとわせて適度に塩分を抜きつつ、小麦本来の風味や旨み・甘さを閉じ込めたうえで、水分を丁寧に飛ばすことによって、「きめ細やかで軽いサクサク感」を実現したそうです。

提供から少し経つとしんなりしてきてしまうのは揚げ物の宿命ではありますが、自宅のオーブンで数分温め直したところ、提供直後のような「サクッと感」が戻りました。テイクアウトで楽しみたい時も安心ですね。

↑帰宅後にオーブンで温め直した「丸亀シェイクぴっぴ」。よみがえったサクッと食感がたまりません!

うどーなつ「アサイーベリー味」も登場

発表会では、「丸亀うどーなつ」の新味「アサイーベリー味」もおひろめされました。「丸亀うどーなつ」は昨年6月の発売から累計1700万食を突破した人気商品です。アサイーベリー味は7月17日から全国の丸亀製麺で販売し、価格は390円(税込)5個入り

トリドールグループのハワイアンレストラン「コナズ珈琲」監修のもと、本格的な「アサイーボウル」の味わいを再現しているとのこと。

↑うどーなつの表面にかかっているのは、甘酸っぱいアサイーベリー味パウダー。

うどんから出来たもちもちの生地に、ザクザク食感のグラノーラを練り込むことでできた、“ザクもち食感”が楽しめます。レジでもらえるブルーベリーの果肉入りディップソースにたっぷりつけて食べると、一つでもかなりの満足感がありました。酸味があるのでくどい甘さではなく、二つ、三つと食べ進めたくなります。

物価高に円安と、なかなか気軽に海外旅行しづらい昨今。手に取りやすいおやつで、ハワイ感を味わってみては?

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