「一番搾り ホワイトビール」の味わいをチャートで数値化!やわらかな甘みと爽やかな香りの素直な白ビール

ink_pen 2025/7/20
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「一番搾り ホワイトビール」の味わいをチャートで数値化!やわらかな甘みと爽やかな香りの素直な白ビール
中山秀明
なかやまひであき
中山秀明

GetNaviお酒・グルメアドバイザー。GetNavi内食・外食のトレンドに精通した、食情報の専門家。現場取材をモットーとし、全国各地へ赴いて、大手メーカーや大手小売りから小規模事業者まで、幅広く取材している。酒類に関する知識量の多さでは、大手ビールメーカーでも一目置かれる存在。GetNavi・GetNavi webのほかに、テレビや大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活躍。

クラフトビールやRTD(Ready to Drink)などお酒の選択肢が広がるなかで、自分好みの味を見つけるには、味や香りの違いを客観的に把握するのが近道。本連載では、GetNaviのお酒・グルメアドバイザーを務めるフードコーディネーター・中山秀明氏が、注目商品を実際に試飲し、味の傾向や香りの特徴をチャート形式で可視化。今回は「一番搾り ホワイトビール」をフィーチャー。

まずは押さえておくべし! 日本の4大定番ビール「スーパードライ・一番搾り・黒ラベル・プレモル」の味の違いって?

一番搾り ホワイトビール
アルコール分:5%
原材料: 麦芽、ホップ、コーン
価格: オープン価格

麦のおいしいところだけを搾る「一番搾り製法」、「無濾過製法」を採用することで、小麦のやわらかで繊細なうまみが感じられ、飲みやすい味わいを実現。

『一番搾り』らしいモルティーな甘みやコクも調和した、素直な白ビール

 「ドイツの『ヴァイツェン(ヘーフェヴァイツェン)』というビアスタイルの風味に似て、バナナ調のエステル香がしっかりしています。でも、やりすぎず『一番搾り』らしいモルティーな甘みやコクも調和した、素直な白ビールですね。素材的には、本家の『一番搾り』には使っていない、コーンを用いている点が興味深いです。

甘やかな果実味を醸し出しつつ、飲後感は軽快ですっきり。鮮魚のマリネやカルパッチョ、コールスローサラダとかキャロットラペなどの冷菜、焼鳥だったら塩ですね。そういった、あっさり系の料理のほうがマッチする気がします。

なお、これまで一番搾りブランドは『一番搾り やわらか仕立て』など、何度か白ビール系のエクステンションを発売していますが、ホワイトビールと銘打ったのは今回が初めてではないかと。

今回キーパーソンとなるのが醸造家の妻鳥奈津子さん。彼女はキリンのクラフトビールブランド『スプリングバレーブルワリー』のなかでも人気が高い『Daydream』というジャパニーズホワイト銘柄を生み出した方。いわば白ビールのエキスパートが本商品の中味開発を担当しており、いろんな意味で『今度こそは!』という熱量を感じます」(中山氏)

キレ:2 コク:3 苦み:1.5 甘み:3.5 香り:4

一番搾り
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