なぜ「満寿泉」がシーバスリーガルに選ばれたのか。富山に行ったら謎がすべて解けた

ink_pen 2020/2/24
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なぜ「満寿泉」がシーバスリーガルに選ばれたのか。富山に行ったら謎がすべて解けた
中山秀明
なかやまひであき
中山秀明

GetNaviお酒・グルメアドバイザー。GetNavi内食・外食のトレンドに精通した、食情報の専門家。現場取材をモットーとし、全国各地へ赴いて、大手メーカーや大手小売りから小規模事業者まで、幅広く取材している。酒類に関する知識量の多さでは、大手ビールメーカーでも一目置かれる存在。GetNavi・GetNavi webのほかに、テレビや大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活躍。

 

芸術礼賛の考え方が共鳴して生まれた酒が「リンク8888」だ

美食巡りは続きます。若き職人、下條貴大さんが今年1月にオープンした寿司店「GEJO」、2019年8月にオープンした、桝田酒造店直営のスタンディングバー「沙石」(させき)。そして「沙石」開業のタイミングで岩瀬へ移転してきた、富山の味覚を駆使する日本料理店「御料理 ふじ居」へと。

 

↑「GEJO」の下條貴大さん。白海老や白身のお寿司を「満寿泉 純米大吟醸 スペシャル」とともに

 

↑「沙石」では「満寿泉」を中心に約100種類の日本酒を、富山の魚介を使った燻製や加工品を扱う氷見の名店「つりや」のつまみなどと一緒に楽しめます

 

それぞれの料理に合わせた「満寿泉」や「リンク8888」とのペアリングを味わいながら、桝田酒造店の掲げる“美味求眞”を学びました。それは、“美味しいものを食べている人にしか美味しい日本酒は造れない”という考え。そうしたバックボーンがあるからこそ、桝田社長が世界の一流と友好を深め、「満寿泉」自体も海外から称賛される存在になりえたのだと。

 

↑最後に味わったご馳走は、ブリの名港氷見から届いた10kg超えの特別なブリと、地元のツキノワグマを使ったうどん。「御料理 ふじ居」の藤井寛徳大将の手には、そのロース肉が

 

桝田社長はまた、「お酒は文化とともにある」という考えも持っています。だからこそ優れた芸術家や料理人に声をかけ、かつて北前船の交易で栄えた岩瀬に趣ある風情をよみがえらせ、文化的なまちへと活性化させているのです。

 

↑桝田社長がもつウイスキーラウンジに向かう階段の壁には、このまちの文化をつかさどる“ONE TEAM”の写真が飾られています

 

「リンク8888」誕生のきっかけは、酒をはじめ日本のモノづくりを世界へ発信している中田英寿さんが、「シーバスリーガル」主催のビジネスアワードを受賞し両者を結び付けたことが契機ですが、「シーバスリーガル」にも“アート・オブ・ブレンディング”というDNAが宿っています。ともに芸術性を追求する考え方が共鳴して生まれた日本酒、それこそが「リンク8888」なのです。

 

【「リンク 8888」問い合わせ先】
ペルノ・リカール・ジャパン株式会社
03-5802-2671

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