噂の“元が取れる”工場見学「キリン一番搾りツアー」へ。やっぱし、ビール好きの聖地でした

ink_pen 2022/7/3
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噂の“元が取れる”工場見学「キリン一番搾りツアー」へ。やっぱし、ビール好きの聖地でした
中山秀明
なかやまひであき
中山秀明

GetNaviお酒・グルメアドバイザー。GetNavi内食・外食のトレンドに精通した、食情報の専門家。現場取材をモットーとし、全国各地へ赴いて、大手メーカーや大手小売りから小規模事業者まで、幅広く取材している。酒類に関する知識量の多さでは、大手ビールメーカーでも一目置かれる存在。GetNavi・GetNavi webのほかに、テレビや大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活躍。

「一番搾り麦汁」と「二番搾り麦汁」の違いがわかる

「一番搾り」といえば、名称の由来となった麦汁がおいしさの要。CMなどでおなじみの「一番搾り麦汁」です。この麦汁がなぜおいしいのかを深く理解できるのが次の体験コーナー。「一番搾り麦汁」と「二番搾り麦汁」を飲み比べることで、違いを実感できるのです。

 

↑左から「一番搾り麦汁」と「二番搾り麦汁」。色だけでも濃さの違いがわかります

 

「一番搾り麦汁」とは、もろみがろ過されて自然に流れ出る最初の麦汁のこと。「二番搾り麦汁」と比べると、甘みやうまみが濃厚ながら、渋みが少なく上品であることがわかります。そして次は発酵を知るコーナーへ。

 

↑工場では仕込み釜同様に巨大なタンクを用いて発酵や貯蔵を行います

 

麦汁からビールにするには、ホップを添加し酵母を加えて発酵させる工程が欠かせません。その発酵を、ガイドの解説とインタラクティブな映像体験で詳しく学べるのがこちら。

 

↑画面上にしずくの形で手をかざすと、麦汁に含まれる糖分を酵母が食べ、炭酸ガスとアルコールに分解。なるほど、これはわかりやすい!

 

その次はパッケージングの工程を見学。タップマルシェやタッピ―というサーバー用のペットボトルに詰めたり、賞味期限を印字したり、空き缶を洗浄したり、箱に詰めたりといった動作がベルトコンベアとともに流れていく様を見ることができます。

 

↑様々な商品がここから出荷されていきます。ある意味、最も工場見学っぽいコーナーはここかもしれません

 

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