人気投票第1位は「鼻炎」号
それではここで、カバー写真をいくつか見ていきましょう。どれもおもしろくて紹介しきれないのですが、ヘルス・グラフィックマガジンは創刊号からすべてをオンラインで読むことができますので、お気に入りの一冊を見つけてみてください。
「普段はアイデアをひとつに絞ってそれを撮影するのですが、過去に一度だけどうしても決めきれず、まったく違うものを2パターン撮影してから最終的に決めたものもありました。また、そのときは落としてしまったけれど、また今度使いたいなというアイデアもストックしています。医療情報は更新されていくものなので、たとえば2013年に出した高血圧号は、2017年にももう一度内容を一新して制作しています」
マステにシールなど、オフィシャルグッズも拡大中
編集部ではフリーペーパーのみならず、さまざまなグッズも制作して販売。「2010年の創刊号から2018年の30号までを揃えたコンプリートBOXは、1万円以上という値段ながらもおかげさまで完売しています。人気のある号はすでに手元にもなくなってしまっているので、刷り直してコンプリートボックス2を販売できるよう準備中です。他にも表紙のステッカーやマスキングテープ、スマホの待受画面などをオンラインで販売しています」
グッズ販売やSNSを通して、健康情報にあまり興味のない若年層からも注目を集めています。
ヘルス・グラフィックマガジンはどこで手に入る?
全国に368店舗あるアイセイ薬局に置かれているヘルス・グラフィックマガジンですが、人気のある号は即座になくなってしまうこともあります。
「見かけたら、ぜひ手にとってみてください。店舗のほかに、おつきあいのある医療関連施設や看護施設、スポーツクラブや図書館などにも一部置いていただいています。台湾の台北市にある図書館からも依頼があって、毎号お送りしているんですよ。
また、“有料でも送ってほしい”という声が多くあったことから、1年分4冊を定期購読していただくことができるようにもしています。オンラインでも全ページ読んでいただけますし、そもそも無料で配布しているものなのに、有料でもたくさんの方に定期購読していただいているのは、とてもありがたいことだと思います。オンラインページも、もう少し読みやすくなるように今後充実させていく準備に入っているので、楽しみになさっていてください」
健康な人には健康情報がなかなか届かない、と話す門田編集長。たった今は悩みを抱えていなくても、体のことは知識を持っているだけでも、いつか役立つときがくるものです。最新号の案内やイベント、オフィシャルグッズなどについては、Twitterでの発信をチェックしてみてください。
【Information】
アイセイ薬局 https://www.aisei.co.jp/
ヘルス・グラフィックマガジン https://www.aisei.co.jp/magazine/