空気が乾燥する冬場になると大活躍する加湿器。最近では安価な商品も多数出ていますが、加湿器に見えないほどおしゃれな製品が増えています。
今回は、一目見ると部屋に置きたくなる、デザインコンシャスな加湿器5台をセレクトしました。ただ乾燥を防ぐだけでなく、外見からもあなたを満足させてくれる一台を見つけてくださいね。
スタイリッシュなものから、動物をかたどったものまで多種多彩
一口におしゃれといっても、その方向性は多彩です。高価格ながらスタイリッシュなデザインと機能性を兼備したハイエンドなモデルから、廉価で小型な、まさに小物インテリアにしか見えないものまで市場に並んでいます。デザインのチェックはもちろん、部屋の大きさや加湿器の方式によって選ぶとよいでしょう。
加湿器の方式は「超音波式」「気化式」「スチーム式」「ハイブリッド式」があり、今回紹介する5つの商品は超音波式と気化式のいずれかです。
超音波式の場合はランニングコストが安く、加湿スピードに比較的優れるという利点があります。欠点は、安価なものでは超音波で空気中に飛ばす水の粒子が大きくなってしまい、床が濡れたり周囲に結露してしまうという衛生面での問題です。
気化式の利点は、ランニングコストとなる電気代が安いこと。ただし、加湿スピードがゆるやかであるため急な加湿が苦手で、手入れを怠ると内部にカビが発生しやすいという問題もあります。
以上のことを踏まえたうえで、お気に入りの加湿器を選びましょう!
[01]
スタイリッシュな外見と高機能を兼備したハイエンドモデル
カドー
実売価格4万5900円
2つの筒が特徴的なデザインの、超音波式加湿器。カドーは空気清浄機・加湿器・除湿器に特化したメーカーで、本品のような空間に映えるスタイリッシュな商品を多数ラインナップしています。
最大の特徴は、きめの細かいミスト。このミストにより、超音波式のネックである水滴が大きくなってしまう欠点をクリアしています。水滴の粒子が細かいだけではなく、床から80cm以上という高い位置からミストを噴射するため、床に水滴がつくことはまずありません。
また、最大600ml/hというパワフルな加湿スピードも魅力。弱運転なら、1か月電源を落とさず使い続けても電気代はわずか143円という安さで、ランニングコスト面でも優れているハイエンドな一台です。
小型ではないものの、スッキリとしたデザインはどのような空間にも違和感なく映えます。カラーはホワイトとブラックの2種類。好みによって選ぶとよいでしょう。
[02]
2013年から超ロングセラーを続けるツボ型加湿器
バルミューダ
実売価格4万4520円
デザイン家電を多くリリースして人気のバルミューダが誇るロングセラーモデル。方式は気化式で、ツボのような形が目を引きます。「タンクレス構造」を採用しており、通常の加湿器が装備するタンクが本品にはなく、本体の上部から直接水を注いで給水します。
また、本機は空気清浄機としても機能します。同社の空気清浄機「AirEngine」と同様の酵素フィルターを内部に搭載し、取り入れた空気内の細菌を分解、空気中のほこりや雑菌も除去してくれます。衛生面が気になる気化式でありながら、本品はその問題点を完璧なまでにクリアしているといえます。
今回紹介しているのはスタンダードモデルですが、Wi-Fi対応のモデル(実売価格4万8600円)を選べば、スマートフォンからアプリを介した操作が可能になります。