多数の商品が市場に並ぶ縦型洗濯機。選ぶ際に、どれを選んだら良いのか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。ここではそんなあなたのために、売れ筋の縦型洗濯機を6モデル紹介します。それぞれ、時短力・洗浄力・衣類へのやさしさなど、異なった特徴を持っています。あなたのニーズにぴったりのものがきっとあるはずです!
今回、紹介するのは、ハイアールジャパンセールス、アクア、パナソニック、日立、シャープ、東芝の6製品。いずれのメーカーのモデルも個性豊かです。例えば、ハイアールジャパンセールスやアクアの製品は価格が抑えられており、コスパ方面に優れています。また、パナソニック、日立は高い洗浄力と時短性を兼備。価格こそ高いですが、ハイエンドなモデルとなっています。一方、シャープは独自性の強い機能が満載。東芝は静音性に優れた大容量モデルを打ち出しています。
容量や乾燥機能の違いなど、わかりやすいポイントだけで機種を選んでしまいがちですが、細かい機能、搭載コースにまでしっかり目を配らせてから製品選びをすることをおすすめします。以降は、売れ筋の縦型洗濯機の紹介に移ります。気になったモデルがあったら、ぜひチェックしてみてくださいね。
[01]
「10分洗濯」「しわケア脱水」搭載で時短効果バツグン
ハイアールジャパンセールス
JW-C70C
実売価格4万2465円
洗いから脱水までをわずか10分で完了させる「10分洗濯」、余分なシワがつくのを抑える「しわケア脱水」の機能を搭載した洗濯機。対応する重量は7kgです。
構造面では、市松模様の洗濯槽「チェッカードタンク」を採用しているのが特徴。均一に配置された凸部分による洗濯板効果により、衣類をやさしくもみ洗いし、衣類を傷めずしっかり洗い上げます。さらに、全体に規則的に並べられた排水穴とチェッカードパターンの溝効果でムラを抑え、より効率的な脱水が可能になりました。
[02]
衣類のダメージを抑えながらもしっかり洗う
アクア
AQW-GTW90G
実売価格11万300円
「衣類のアンチエイジング」をコンセプトに、洗浄力と衣類の品質保持を両立したモデル。布傷みを抑えつつ、汚れをしっかり落とすため開発した、新洗浄方式「NEWシンクロ洗浄」が最大の特徴です。パルセーター(洗濯槽下の回転羽根)を低水位の時点から回転させて高濃度の洗剤液をつくる「高濃度クリーン浸透」、パルセーターと同時に洗濯層を逆回転させることで2つの水流を起こす「W反転水流」、遠心力を利用した「スパイラルシャワー」の3工程で衣類をやさしく洗い上げます。
また、布傷みを抑えるため、パルセーターやドラムも改良。徹底して衣類にやさしい洗濯機です。
[03]
斜めドラム式の「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能を縦型に搭載!
パナソニック
NA-FW80K7
実売価格17万6990円
洗濯する衣類の量にあわせて、液体洗剤・柔軟剤を自動投入する機能を備えたモデル。この機能はもともと同社の斜めドラム式に搭載され、好評を博していたものでしたが、これを縦型洗濯機にも導入したのが大きな特徴です。重量は、洗濯8kg・乾燥4.5kgに対応します。
また、泡立てた洗剤液で洗う同社独自の「泡洗浄」と、新パルセーター(回転羽根)により、高い洗浄力を実現。時短性だけでなく洗浄力までしっかり備えたハイエンドモデルです。
[04]
人気シリーズが進化! 洗剤のタイプを検知して洗い方を変える
日立
BW-DV120C
実売価格14万6500円
高い人気を誇る日立アプライアンスのビートウォッシュシリーズがさらに進化。液体洗剤・粉末洗剤を検知して洗い方を変える機能「新・ナイアガラ ビート洗浄」を搭載しました。センサーで洗剤の種類(粉末・液体)を見分けたあと、2分30秒間、低水位の状態を作って洗浄液が高濃度な状態をキープ。高濃度の洗浄液を衣類に浸透させることで、汚れ落ちを促進させ、高い洗浄効果を実現しています。
また、1.5kgの衣類を98分で洗濯から乾燥まで終わらせる、新「おいそぎ」コースも搭載。洗濯槽の温度をチェックしながら最も効率のいいタイミングで除湿することで、乾燥にかかる時間を短縮しています。なお、標準モードは洗濯12kg、乾燥6kgの対応となっています。
[05]
さすがの”目の付け所”! 独自機能がてんこ盛り
シャープ
ES-PU11C
実売価格13万4790円
フラットなガラストップを採用した、オシャレな見た目の洗濯機。独特なのは見た目だけでなく、機能にも独自性がてんこ盛りの製品です。まずは、従来品になかった「ホームクリーニングコース」と「香りプラスコース」を新たに搭載。「ホームクリーニングコース」は、衣類の傷みや縮みを抑えながら、大切なおしゃれ着を洗えるコースです。一方、P&Gレノアハピネスと共同開発した「香りプラスコース」は、柔軟剤の香りを衣類にしっかり付けることを目的としたコースになっています。なお、洗濯容量は11kg、乾燥容量は6kgまでの対応です。
また本機には、10万台以上売れたハンディアイテム「超音波ウォッシャー」が標準搭載。ワイシャツの皮脂汚れや化粧品、食べこぼしなどの部分汚れといったしぶとい汚れも、この「超音波ウォッシャー」で予洗いすればしっかり落とすことができます。
[06]
スキが見つからない大容量モデル
東芝
ZABOON AW-12XD7
実売価格12万4400円
「ウルトラファインバブル」(ナノサイズの超微細な泡)の発生器を2つ搭載し、「ウルトラファインバブル洗浄W(ダブル)」を搭載した洗濯機。“洗い”に加え、“すすぎ”の工程でもウルトラファインバブルを投入することで、3つの効果(洗浄力、すすぎ効果、柔軟剤効果)を向上させました。
また、深夜や早朝の洗濯でも気兼ねなく行なえる低振動・低騒音設計も特徴です。騒音の原因となるギアやベルトがなく、モーターと洗濯槽が直結し、駆動音を抑える「DD(ダイレクトドライブ)モーター」を搭載。洗いだと約29dB、脱水でも約37dBと運転音も静かです。洗濯12kg、乾燥6kgの大容量も魅力。大型洗濯機が欲しければ候補に入れたい1台です。