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2016/10/13 11:00

ダイソンで自宅の布団を吸ったらダニが何匹獲れたのか? 体験モニターで明らかになった衝撃の事実

ダニ類が合計で832頭。――これは、7月5日から行われたダイソンのキャンペーン「100人の寝どこ」で明らかになった自宅の布団のデータです。果たしてこの結果はいいのでしょうか、悪いのでしょうか?

 

ダイソンの布団クリーナーで取れたゴミの成分を調べてくれる!

さて、「100人の寝どこ」とは、最大100名が体験モニターとして参加できるキャンペーン。モニターに当選のうえ、対象期間中に同社の布団クリーナー「Dyson V6 Mattress+」(実売価格3万7800円・以降V6 Mattress+)で自宅の布団掃除を行い、その体験をSNSで投稿、およびアンケートへの回答を行えばV6 Mattress+がプレゼントされます。さらに興味深いのは、自宅の布団で吸い取ったゴミを送付すると、成分を調べて教えてくれるとのこと。今回、運よくそのモニターに選ばれましたので、以下にその様子をレポートしていきます。

↑Dyson V6 Mattress+は、2層15個のサイクロンと毎分最大11万回転する「ダイソン デジタルモーターV6」を搭載。0.3ミクロンもの微細な粒子まで99.97%以上捕らえ、部屋の空気よりもキレイな空気を排出します
↑Dyson V6 Mattress+は、2層15個のサイクロンと毎分最大11万回転する「ダイソン デジタルモーターV6」を搭載。0.3ミクロンもの微細な粒子まで99.97%以上捕らえ、部屋の空気よりもキレイな空気を排出します

 

自宅の布団でゴミを採取して研究所に送る!

まずは、ダイソンから拝借したV6 Mattress+で検体を採取。自宅の布団の決められた範囲にマスキングテープを貼り、その内側をV6 Mattress+でかけていきます。操作は快適。ある程度の吸い付きはありますが、本体が軽いので動かしにくいことはありません。ミニ モーターヘッドのブラシがサリサリとゴミをかき取る感触が小気味よく、しっかり掃除できてるな、という印象です。

↑自宅のせんべい布団で検体を採取。180×90cmの範囲をテープで囲い、そのなかをクリーナーでかけます
↑自宅のせんべい布団で検体を採取。180×90cmの範囲をテープで囲い、そのなかを掃除機がけします。コンパクトな布団なので、テープの範囲は布団ギリギリ

 

↑ミニ モーターヘッドのブラシ。ベッドや布団の繊維に入り込んだダニアレルゲンを含むハウスダストを掻き取ります。
↑ミニ モーターヘッドのブラシ。ベッドや布団の繊維に入り込んだハウスダストをかき取ります

 

↑私のIDナンバーは10番。エース級の働きを期待されているのを感じます
↑私のIDナンバーは10番。エース級の働きを期待されているのを感じます

 

しばらくかけていると、クリアビンの内部には細かい綿ぼこりと粉じんがみるみるたまっていき、最終的には気持ち悪いくらいたんまりゴミが獲れました。これをジップ付きのナイロン袋に入れて、ダイソンの研究所に送付。これであとは結果を待つばかりです。願わくば、中途半端な結果にはなって欲しくないですね。どうせなら、何らかの爪あとが残せればいいのですが……。

↑
↑こんなに獲れるか……

 

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↑この状態でダイソンに送付

 

ついに結果が到着! 結果はやっぱり悪かった!

待つこと2か月あまり。ついに結果が到着しました!

検体の重量は0.91g。主な検査結果は以下の3つです。

①ダニアレルゲンの量 コナヒョウヒダニ由来0.24ng/mg、ヤケヒョウヒダニ由来93.9ng/mg。合計94.14ng/mg

↑赤丸部分が筆者のグループ。喘息リスクが高いです。トップ10(ワースト10人)に入ってしまいました
↑参加モニターのダニアレルゲンの量を示したグラフ。赤丸部分が筆者のグループで、喘息リスクが高まっています

 

②室内塵性ダニ類の数 ヤケヒョウヒダニ成虫 567 頭、幼虫 191 頭(合計758頭)、ミナミツメダニ74 頭、合計832頭 ※いずれも体の一部(破片を含む)

↑ヤケヒョウダニの数
↑参加モニターのヤケヒョウダニの数を示したグラフ。私は赤い丸の部分に属しています。73.1%の方は5頭未満ということで、758頭はやや多いでしょうか……

 

③含まれていたカビ数 5.1×10の6乗 cfu (510万cfu)/塵全量

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↑わざわざ分離したカビを培養してくださいました

 

結果を見ると、やっぱりヤケヒョウダニが多い! こんなにもたくさんの命とともに夜を過ごしていたなんて、恐ろしさを通り越して神秘的ですらあります。カビの量も、モニター全体からすると悪かったようです。こうして結果を見てみると、改めて布団掃除の大切さを思い知ります。今回はまだ1枚の布団のオモテをかけただけなので、布団のウラや掛け布団、その他の布団を合わせると、いったいどれだけのハウスダストが残されているのでしょう。お子さんのいる家庭では特に気になりますよね。

 

↑ヤケヒョウダニは一般的なダニで、コナヒョウダニと合わせてイエダニの8割程度を占めているそうです。人間に直接の害は及ぼさないそうですが、死骸やフンがアレルギーを引き起こすそうです
↑ヤケヒョウダニは一般的なダニで、コナヒョウダニと合わせてイエダニの8割程度を占めているそうです。人間に直接の害は及ぼさないそうですが、死骸やフンがアレルギーを引き起こすそうです

 

たとえ空気清浄機でハウスダスト対策を取ったとしても、ダニの温床である布団を放っておいては意味がありません。日々、布団掃除は意識して続けていかなくては……そんなことをデータで教えてくれた本キャンペーンに、改めて感謝です。また、本気で対策をするなら、しっかり吸って微細な粉じんも逃さない、V6 Mattress+は有力な選択肢となるはず。みなさんも、今回の結果をひとごととは思わず、自分の布団について考えてみてください!