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掃除機
2016/10/20 6:00

中国メーカー虎視眈々ーースマホ上で仮想の境界線が引けるロボット掃除機が登場

エコバックス・ロボティクスは、1998年、中国の蘇州で創業したロボットメーカー。中国国内では、家庭用ロボットで65%ものシェアを誇っており、6大陸35ヶ国以上に製品を提供しています。同社の日本法人、エコバックスジャパンは、床用ロボット掃除機「DEEBOT R95」と、窓拭きロボット「WINBOT 950」を11月11日に発売すると発表。「DEEBOT R95」は、スマホ上で立ち入り禁止区域を指定でき、「WINBOT 950」は、凹凸のあるガラスでも使用できるとのことです。

 

スマホで操作&間取りのチェックができる

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「DEEBOT R95」(実売予想価格・税抜9万2000円)は、外出先でもスマホで操作ができる床用ロボット掃除機。レーザースキャンの技術を使ったマッピング機能で部屋の間取りを測定し、マップ情報をロボットの頭脳に記憶して最適なコースを判断しながら掃除します。

 

Wi-Fi接続により、外出先からスマートフォンで設定が可能。清掃モードの設定や、スケジュール設定、掃除が完了しているか否かを確認することもできます。朝の忙しい時間にロボット掃除機の操作を行う必要はなく、外出先で空いた時間に操作できるのはうれしいですね。

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なお、本機がお部屋の間取りをマッピングすると、スマートフォンやタブレットのアプリでお部屋の間取りを確認することが可能。さらに、アプリ上で掃除をしてほしくない場所に、仮想の境界線(バーチャルボーダー) を引くことができるのも便利です。

 

特殊な形状のメインブラシと強力な吸引モーターを搭載し、ゴミの除去力も十分。後部に搭載されたモップシステムは、水拭きと乾拭きを掃き掃除と同時に行うので、効率的に拭き掃除まで完了します。

 

窓の上を自在に移動し拭き跡も残らない!

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窓拭きロボット「WINBOT 950」(実売予想価格・税抜6万4800円)は、ファン方式を採用し、凸凹のある曇りガラスや薄いステッカーの貼られた窓でも使用可能。4方向全てに移動でき、窓ガラスを最短の動きで掃除することができます。四方に取り付けられたクリーニングパッドとワイパーで合計4回の拭き掃除を行うので、拭き跡も残りません。2016年の「グッドデザイン賞受賞」を受賞するなど、デザイン面も優秀です。

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10月17日、日立がロボット掃除機に初参入したことで話題となりましたが、エコバックスの高度な製品が認知されるにつれ、同社の存在感が目に見えて増しているのも事実。今後、ロボット掃除機の市場では、国内外のメーカーが入り乱れ、ますます競争が激化していきそうです。