研究開発企業・プルガティオは、純水ウルトラマイクロミスト加湿器「angstrom(オングストローム)」の第二弾、小型モデルA-600Sを、10月10日に発売します。
オールシーズンで使える加湿器であると同時に、ウイルス対策グッズとしても活躍します。想定価格は、ブラックおよびホワイトが5万4800円(税込)、SUS SILVERは5万9800円(税込)です。
記事のポイント
昨今は、夏でも感染症拡大の恐れがあります。夏場にはウイルス減少を目的とした間欠運転を、冬場には加湿とウイルス減少を目的とした連続運転をさせれば、通年で快適に過ごせますね。「純水」がキーワードですが、同品に水道水を注ぐだけでよく、使用もお手入れもラクちん。静音性と省エネルギー性も併せ持っています。
独自の純水ウルトラマイクロミストは、文字通りとても微細なミスト(0.05~0.5μm)。約4分間で60㎡に行き渡りますが、インテリアや床などが濡れる心配はありません。
↑ウルトラマイクロミストで満たされた部屋では、森林にいるような心地良さを体感できるそう
プルガティオによると「純水ウルトラマイクロミストはウイルスを減少させる効果を持ち合わせている」とのこと。一般的な加湿器の約1000倍のミスト量(1L中の空間に、0.05〜0.5μmのミストが1億個発生) が、ウルトラマイクロミストによって発生するブラウン運動という物理現象により、広範囲に素早く広がり、さらに純水と組み合わせることで、部屋のウイルスを減少させる効果があるそう。
同社が安藤ハザマ技術研究所との共同研究・試験を行った結果、「水をウルトラマイクロミストにして噴霧することにより、ウイルスを99.9%減少させることに成功」。製品の特許は24年9月に取得済みです。
純粋を用意するのは大変そう、と思うかもしれませんが、angstrom内部には大型イオン交換カートリッジが搭載されています。水道水を上から注げば自動的に純水ができ上がり、電源を入れるだけでミストが出てきます。
4.5Lの大容量タンクは、開口が大きいので給水も手入れも簡単です。
さらに、スマートフォンアプリで曜日や時間を指定すると、自動でオンオフが可能です。
プルガティオ
angstrom(オングストローム) A-600S
本体サイズ :長さ230mm×幅230mm×高さ448mm
想定価格(税込):5万4800円(ブラック、ホワイト)/ 5万9800円(SUS SILVER)