ライフスタイル
2020/4/30 19:00

今は「オンライン帰省」で我慢! 遠方に住む親といつでも“会える”「テレトーク」ギア

遠くに離れて暮らす両親や祖父母。今はなかなか会いに行けませんが、インターネットを介して顔を見ながら話すための手段は、いろいろと選べるようになってきました。お互いの体調が気になるこんな時期だからこそ、オンラインでいつでも“会える”アイテムやツールを導入してみませんか?

 

お互いにスマートフォンを使っている場合に手軽なサービスから、声で呼びかけるだけでつながる便利なツール、Wi-Fiがなくても声をかけられる見守りツールなどを紹介します。

 

1.メッセンジャーアプリのビデオ通話機能で会う

LINE
iOS=https://apps.apple.com/jp/app/line/id443904275
Android=https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.naver.line.android 

 

お互いにスマートフォンを使っていれば、最も手軽な方法はメッセンジャーアプリのビデオ通話機能を使うこと。おなじみの「LINE」で友達になっていれば、トークの画面で「ビデオ通話」をタップするだけ。相手が応答すれば、スマートフォンのカメラを使って、お互いの顔を見ながら話せます。

 

グループでも話せるので、家族がバラバラの場所にいても、みんなで集まることができます。LINEの無料通話と同様に電話代はかかりませんが、ビデオ通話では多くのデータを使用するので、スマートフォンをWi-Fiにつなぐことをおすすめします。

 

お手頃なiPhoneも登場!

アップル「iPhone SE」
オープン価格(4万4800円~・税込)

もし、両親や祖父母がスマートフォンを持っていない場合は、この機会に思い切ってプレゼントするのも良いかもしれません。人気の「iPhone」シリーズに、お手頃な最新モデル「iPhone SE」が登場しました。アップルストアの価格は4万4800円~ですが、携帯電話各社が提供するお得な買い換えプランを利用すれば、なんと最安2万円台~購入することができます。価格は手頃ながら、スマートフォンの心臓部ともいえるチップセットには、上位のモデルと同じものが使用されていますので、テレトークもストレスなく楽しむことができます。

 

2.話しかけるだけでつながる「スマートディスプレイ」で会う

音声で話しかけるだけで音楽を再生したり、ニュースや天気予報を読み上げたりしてくれるスマートスピーカー。最近は音声に加えてタッチ操作もできる、ディスプレイ付きのスマートスピーカー「スマートディスプレイ」が人気を集めています。

 

カメラのついたスマートディスプレイでは、スマートディスプレイ同士、またはスマートディスプレイとスマートフォンの間で、顔を見ながらのテレトークができます。音声で話しかけるだけで簡単につながるので、スマートフォンの操作が苦手という人にもおすすめです。

 

LINE「Clova Desk」
2万8050円(5/10まで新生活応援セールで9680円、ともに税込)

たとえばLINEが販売するスマートディスプレイ「Clova Desk」では、先ほど紹介したLINEのビデオ通話機能を使って、顔を見ながらおしゃべりができます。事前にスマートフォンからかける相手を登録しておく必要がありますが、一度登録してしまえば「ねえクローバ、○○に電話して」のように、相手の名前を話しかけるだけで発信できます。相手の顔をスマートフォンより大きな7インチのディスプレイに表示できるだけでなく、据え置き型なのでラクに会話ができるのも魅力です。

上:Amazon「Echo Show 5」9980円(税込)

下:Amazon「Echo Show 8」1万4980円(税込)

ディスプレイが5.5インチの「Echo Show 5」、8インチの「Echo Show 8」など、Amazonのスマートディスプレイ「Echo Show」シリーズでも同様に、あらかじめ登録した相手とテレビ電話ができます。相手の機器は同じ「Echo Show」シリーズでもスマートフォンでも構いません。

 

さらに「Echo Show」シリーズを両親や祖父母宅に設置して、「呼びかけ」機能をオンにしておくと、離れた場所からの見守りもできるようになります。通話を発信した際にもし相手が応答しなくても、自動的につながってカメラで様子が見られるしくみ。プライバシーへの配慮は必要ですが、いざというときにあると安心の機能です。

【関連記事】
スマートスピーカー7台を駆使するヘビーユーザーが出した“便利な暮らし”の答え

 

3. 2台セットで使う、シンプルなテレトーク専用機器で会う

アイ・コミュニケーション「LeChien」
2万2000円(税込)

テレトークだけが目的なら、据え置き型の「テレビ電話」を利用する方法もあります。「LeChien」はインターネットを通じて、同じ機器同士でのテレビ電話を実現する製品。テレビ電話と言っても電話回線は不要で、自宅のWi-Fiに接続するだけです。それぞれに割り振られた8桁の専用電話番号を使って、通話ができるしくみ。7インチの見やすいディスプレイをタッチして、かける、切るといった操作ができます。スマートフォンとの通話はできませんが、その分シンプルで使いやすい製品になっています。

 

4.インターネット接続もおまかせのレンタル見守りカメラで会う

ラムロックアイズ「みまもりCUBE」
レンタル月額3900円(税込)

離れて暮らす両親や祖父母が心配だけど、相手の家にWi-Fiなどインターネットが利用できる環境がないというケースもあるでしょう。そんなときに便利な見守りシステムもあります。

 

「みまもりCUBE」は通信機能を備えた見守りカメラ。両親や祖父母宅のコンセントにつなぐだけで携帯電話回線を使い、外から様子を見守ることができます。お互いの顔を見て話すことはできませんが、スマートフォンなどから声をかけたり、声を聞いたりできる機能があり、トランシーバーのように交互にであれば会話もできます。1GBまでの通信費込みで月額制のレンタルサービスなのも、利用しやすいポイントです。