【ド腐れ文具野郎・古川 耕の文房具でモテるための100の方法】
No.074
ぺんてる「エナージェルインフリー」
216円
表現するための道具としてデザインされた「エナージェル」の限定モデル。黒/青/ブルーブラック/オレンジ/ターコイズブルーの全5色。「店頭ではターコイズが売れていたようですが、一推しはオレンジです。すごく鮮やか!」(古川さん)
ゲルインクの定番ボールペン、その新製品で新鮮にモテる
私が毎年主催しているボールペン人気投票「OKB(お気に入りボールペン) 総選挙」。その第7回の投票結果が先日、発表されました。
1位は大会7連覇となるジェットストリーム。2位は今回最高位となったサラサクリップ。続く3位は前回2位のジェットストリーム・プライム、そして4位には去年と同じくノック式エナージェルが入りました。この結果からわかるのは、油性ボールペンは依然としてジェットストリームが強いものの、ボールペン全体としてはゲルインクの人気が高まっているということです。なかでもゲルの二大巨頭はサラサとエナージェル。この2本は基本性能の高さはもちろんのこと、常に新しいキャンペーンや新モデルを打ち出し、「生きた製品」であり続けているのも強さの理由と思われます。
つい先月も限定発売の新製品「エナージェルインフリー」が文具ファンの間で話題となりました。今年トレンドになりそうなクリスタルボディにオレンジやターコイズのカラーインクを搭載。爽やかな外見になり、これで新規客を獲得しそうです。かたやサラサはシリーズ初となるカスタム多色タイプを発売し、ただでさえ多いファンを囲い込む堅実路線。両方ともいまのボールペンの牽引者らしい勢いがあって頼もしいのです。
ゼブラ「サラサセレクト」
162円(3色ホルダー)、270円(5色ホルダー)、108円(ジェルインクリフィル)、194円(シャープリフィル)
軽い書き味と鮮やかな発色で人気のジェルボールペン「サラサクリップ」を好きなボディカラー、インク色、ボール径で組み合わせてカスタマイズできる。リフィルのバリエーションは、カスタマイズボールペン最多の23色。
【プロフィール】
古川 耕
放送作家/ライター。TBSラジオ「
雑誌「GetNavi」で連載中!