文房具
筆記用具
2019/2/10 21:30

老舗筆記具メーカーの知る人ぞ知る&今話題の実力派ボールペン2本

【ド腐れ文具野郎 古川 耕の文房具でモテるための100の方法】

No.082

オート
セルサス
各1620円
「硬く摩擦などで変形しにくい」「さびない」という特性をもつセラミックをペン先に使用。搭載リフィルには、キャップを閉め忘れても乾かない機構「ノンドライリフィル」を採用しています。

 

影の実力者と話題の新鋭! 2本のボールペンを使ってモテる

毎年秋から冬にかけて筆者が主催している「OKB(お気に入りボールペン)48選抜総選挙」も2018年で8回目。早いものですな〜。毎回1500票を超えるこの世界最大のボールペン人気投票もそろそろ〆切が迫ってきたため、今回は最後のお願いついでに、知られざる「影の実力者」を紹介したいと思います(通称「握手会の女王」)。※すでに人気投票は終了しています

 

OKBでは実際に48本を試し書きしてから投票する「握手会」なるハードコアなシステムがあるのですが、このシビアな場で最近必ず高順位に入るペンがあるのです。そのペンとは、老舗メーカー・OHTOの「リバティ」。今年からはその意志を継いだ新モデル「セルサス」がエントリーしていますが、やはり握手会で強さを発揮しています。

 

外見はよくある万年筆ライクながら、中身はどの現代ボールペンと比べても引けを取らないモダンな水性ボールペン。インク流量が多く、それでいて堅牢なセラミックボールのペン先は書き手の筆圧を選びません。書けば一発でその実力が伝わる、本当に素晴らしい実力者です。

 

一方、2018年のエントリーに間に合わなかったのが、ゼブラのブレン。いまどきのゲルボールペンらしい外見と軽さながら、中身はゼブラ自慢の油性水性混交エマルジョンインク。いままでありそうでなかった存在で、これは2019年の台風の目になりそうです。

 

ゼブラ
ブレン
各162円
筆記時のペン先の振動や内部パーツがぶつかることで発生する音を制御したボールペン。ストレスフリーな書き心地を実現しています。インクは黒、赤、青の3色。

 

雑誌「GetNavi」で連載中!