作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する企画。第8回目となる今回の「文房具総選挙2020」は、2019年4月から2020年3月に発売・発表された文房具のなかから、7部門・84商品がノミネートしました。いよいよ結果発表です。ここでは、ハサミやホッチキス、糊などがノミネートした「切る・貼る・綴じる」部門の結果をお伝えします。
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「貼る」文房具が上位を席巻。1位には、昨年大賞を受賞した「GLOO」シリーズの新商品が輝きました。2位はリングノートの可能性を広げる新発想の付箋がランクイン。
■第1位
コクヨ「GLOO スティックのり(シワなくキレイ)」
薄い紙でもシワにならずにきれいに貼れる!
粘着用品シリーズ「GLOO」のスティックのりの新商品。薄い紙を接着してもシワができにくくなった。紙の角までのり付けできる四角い断面が特徴で、接着面の広さに合わせて選べる3サイズ展開。154円(S)、297円(M)、451円(L)(いずれも税込)
水分を減らしシワをできにくくした
強力に接着しながら美しく仕上げる!
投票したファンのコメントは?
「スティックのりの粘着力は信用してなかったけど、これは全然違う。綺麗にくっつく」「四角い形状のため角までムラなく塗ることができる上、本体はシンプルなデザインのためオシャレに使えるところが気に入っています」「独自の発想で全く新しい商品を作るのもすごいですが、この製品は、同じような製品の致命的だがどうしようもなかった弱点の克服をしている点が、とても素晴らしいと感じました」など。
選考委員はこう見た!
文具ソムリエール・菅未里さん「GLOOシリーズの信頼を一年できちんと築き、新商品への期待を高めることに成功。スタイリッシュな見た目、使い勝手の良さ、わかりやすい商品名がユーザーの心を掴んだと思います」
文房具ライター・きだてたくさん「昨年の大賞受賞に続いて、今年も部門1位とGLOO人気は止まるところを知らず。四角いスティックのりというだけでも便利だったけど、使い勝手の良いシワなしタイプは、やはり待っていた人も多かった様子」
ライター/放送作家・古川耕さん「シリーズとしてのデザイン、使い勝手、どれを取っても文句なしの完成度」
ビジネス書作家・美崎 栄一郎さん「デザイン性も機能性も付与され、のりの新時代の幕開けに相応しい商品」
■第2位
カンミ堂「RING LEAF」
リングノートにメモやカードを自由に付け足せる
リングノートにメモやカードなどを綴じられる付箋パーツ。粘着面に綴じたい紙類を貼り、リング穴に入った切り込みからリングにはめ込んでセットする。粘着面は付箋のりのため、きれいに剥がせる。税込385円。
紙に傷をつけずに綴じられる
■第3位
トンボ鉛筆「ピットエアーミニ」
驚くほど軽い力で引けてカチカチ音も低減
使い終わりまで軽い力で引ける「エアータッチシステム」を搭載したコンパクトなテープのり。静音設計で静かな場所でも音を気にせず使える。ゴミの付着を防ぐフルカウルヘッドカバーを搭載。税込242円。
平面・曲面どちらの接着も得意!
■第4位
サンスター文具「かどまるPRO-NEO」
従来品の約半分の力で2倍の厚みの紙をサクッとカット!
紙の角を丸くカットできるコーナーカッター「かどまる」シリーズの最新・最上位モデル。新採用の2段式てこの原理により、カットする際に握る力が約50%に軽減し、切れる厚みが2倍になった。税込1628円。
■第5位
オルファ「カイコーン」
刃が剥き出していないから安心して使える!
刃に指が触れにくい安心設計の開梱用カッター。PPバンドやストレッチフィルムなどもよく切れる。先端はダンボールの口を閉じたテープを裂くためのテープスリッターとして使える。税込実売価格192円。
総合・各部門の発表はこちらから
【総合結果】
大賞・準大賞〜第5位・選考委員特別賞今年はモチベーションを上げることで仕事をはかどらせる、“使って楽しい文房具”がナンバーワンに輝いた。
https://getnavi.jp/stationery/496518/
【トレンド部門】
仕事がはかどる! テレワーク&フリーアドレス文房具部門働き方改革の波を受け、ここ数年で一気に増えたテレワークとフリーアドレス。文房具業界でも、それらの働き方をより快適化するアイテムが続々と登場しています。10商品がノミネートしました。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496530/
【トレンド部門】
勉強がはかどる! 学生応援文房具部門学生の間で勉強道具の写真をSNSにあげる「#勉強垢」がブーム。それに伴いユニークな勉強グッズも増えています。資格試験の勉強など、大人が使える商品も豊富。11商品がノミネートしました。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496532/
【機能部門】
書く・消す 部門「ジェットストリーム」や「MONO」といった鉄板ブランドに新モデルが続々登場。その一方でグリップを巻くシャープペンなど、ユニークなアイデアが光るアイテムも現れました。13商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496535/
【機能部門】
記録する 部門「携帯性」と「カスタマイズ性」がキーワード。A4の紙をA5サイズで持ち運べるアイテムや、人気ノートのカスタマイズモデルの登場は大きなトピックでしょう。12商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496537/
【機能部門】
収納する 部門ペンケースに壁面収納、書類ファイルなどバラエティに富んだラインナップ。16点中6点を占めるペンケースは、高い収納力以外にも価値を持つアイテムが目立ちました。16商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496539/
【機能部門】
切る・貼る・綴じる 部門商品ジャンルがバラけた本部門。指が刃に触れない開梱カッターや、剥離紙を剥がす必要のない両面テープ、ゼムクリップ留め機など、ありそうでなかった商品が11商品ノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
【機能部門】
分類する・印をつける 部門機能性とデザイン性を両立したアイテムが豊富。他部門に比べ女性向けのアイテムが多く、ビジュアルにこだわった、使っていて気分の上がるアイテムも目立ちました。11商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496543/