動物とは言葉が通じ合うことはありませんが、触れ合うことで意外なドラマが生まれることもあります。そこで以前紹介した動画の中から、人との交流に思わず心がホッコリする動物動画をご紹介。ベスト5の映像を見れば、様々な動物に会いに行きたくなるかもしれませんよ。
■大きい車道をよちよち横断！ とあるアヒル親子のお引越しに人間たちが尽力
みんなでよちよちと歩く姿が可愛らしいアヒルの行進。「Saving a duck family crossing a busy street in Cologne」という動画では、行進するアヒルの親子が登場していました。
動画内でアヒル一家が出現したのは、海外のとある街中です。親アヒルがたくさんの子どもたちを連れてコンクリートの上を歩いていたものの、やがて車通りの多い道に差し掛かかることに。どうやら一家は車道を横断しなければいけないようですが、“信号機”もわからないアヒルたちにとってはかなり危険。しかし今回は黄色いジャケットを着た男性自転車乗りが先を歩き、一度車の流れを止めてアヒルたちを渡らせています。
どの車もアヒルの一家に協力して停車しており、かなり大掛かりな“お引越し”となりました。近所の道端にアヒルの親子が現れた際も、是非彼らの行進に協力してあげたいですね。
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■飼い主に撫でられる狼さん、野生を忘れて犬になってしまう
日本のみならず世界各国で、“犬”は定番のペットとしてあげられるでしょう。YouTube上では、可愛らしい姿が印象的な犬動画を視聴できます。今回紹介する“とある動画”でも、ちょっと大きめな犬っぽいペットが飼い主に撫でられて喜んでいました。
動画のワンちゃんはかなりもふもふな黒っぽい毛並みをしており、お腹を見せてリラックスする姿が映し出されます。しかしこの動画のタイトルは「A very happy wolf」で、撫でられているのは犬ではなく“狼”。正確には犬の血も混じった狼犬ですが、撫でられる姿は完全に家犬のよう。飼い主が撫でるのをやめると、「くぅーん、くぅーん」と甘え声を出して催促する姿がキュートです。
昔話などでは悪役にされがちな狼は、人間に懐く場合もあるようですね。もちろん素人に飼えるような生き物ではないですが、「一度でいいから思う存分撫でてみたい」という人も少なくないはず。
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■まるで童話のワンシーン!? 巨大なコイを救出する少女
困っている人を見かけたら助けてあげるのが人情というものです。では、困っている魚に対してはどうでしょうか？ 人によっては素通りして、すぐに忘れてしまうかも。今回紹介する動画「Erica saves a giant fish at the Ranch」では、1人の少女がコイの救出を試みていました。
動画の冒頭、沼らしき場所で水面を眺めているのは水着を着た少女。いったい何を見ているのかと目を凝らしてみると、視線の先には驚くほど巨大なコイがいます。どうやら浅瀬で身動きがとれなくなってしまった様子。
見かねた女の子はコイに近づき、大きな身体を片手でプッシュします。しかし暴れはするものの、なかなか沼の中心部に頭を向けてくれません。そこで女の子はコイの頭を押して、身体ごと旋回させる作戦に。沼の方角に頭が向いたコイはまさに水を得た魚となり、元気に沼の奥へと泳いでいきました。
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■ロープが巻きついたジンベエザメの悲劇！ ダイバーの優しさに感動の声
人間が放置したゴミが、時に動物に危害を加えることもあります。今回ご紹介する「Whale Shark Rescue」に登場したジンベエザメもその被害者の1匹。美しい海中では、人間によるジンベエザメの救出劇が繰り広げられていました。
海中を優雅に漂うのは、大きな口と水玉模様が特徴のジンベエザメ。しかし悠然と泳ぐ姿をよく見ると、長いロープが胴体を1周するように巻きついています。無理やりロープを解こうとしたのか皮膚に食い込み、なんとも痛々しい姿に。
そこでダイバーがジンベエザメに接近して、ロープの切断にトライします。ジンベエザメは“助けてくれる”というのがわかっているのか、大人しい様子で遊泳を続行していました。程なくして、ロープの切断は無事に完了。この動画を見ると、生き物を傷つけるゴミが少しでも減る事を祈らずにはいられません。
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■飼育員との絆に感動… 歯をキレイに磨いてもらうカバ
動物もしっかりと歯を磨かなければ虫歯になってしまいます。それは大きな口を持つカバも例外ではありません。今回紹介する動画「How to brush a hippopotamus teeth？」では、巨大なカバくんが歯磨きをしてもらっていました。
動物園の飼育スペースに、びっくりするほど巨大なカバくんがお目見え。横の岩場には飼育員が座っており、岩場の端をポンポンと叩いています。するとカバくんは飼育員さんが叩いた辺りで「ガパッ」と口をオープン。
飼育員は大きなブラシを取り出すと、おもむろにカバくんの歯をゴシゴシします。口を大きく開けるカバくんは、目をつむってなんとも気持ちよさそう。実際に気持ちいい様子で口が閉じてきますが、飼育員に撫でられると「いけないいけない」とまた大きく口を開きました。これからも綺麗な歯を維持して、おいしい物をたくさん食べてほしいものですね。
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