無印良品、ニトリ、イケアには、使い勝手が良くて見た目もスッキリな収納グッズがいっぱい。ここでは、そんななかから機能性とデザイン性が特に優秀なアイテムを、収納とスタイリングのプロが厳選して採点。今回は、無印良品のアイテムをランキング形式でご紹介!
【私たちがチェックしました!】
整理収納アドバイザー 森山尚美さん
シンプルライフ提案サイト「SIMPLUS」主宰。個人宅の片付けレッスンや各種講座、おうちセミナーを開催。今回は「機能性」をチェックしていただきました。
インテリアスタイリスト 遠藤慎也さん
雑誌の制作現場を中心に、テレビや広告など幅広いメディアで活躍。近年は店舗コーディネートなども手掛けています。今回は「デザイン」をチェックしていただきました。
【5位】
様々な小物を整理できるうえ持ち手がついて移動もラク
ポリプロピレン収納キャリーボックス・ワイド・ホワイトグレー
990円
文房具など様々な小物の整理整頓に使える仕切り付きボックス。持ち手が付いているので、持ち運びやすいです。仕切り板は簡単に外れて、横長のものも収納できます。サイズは約W150×H80×D320㎜。
デザイン:7.0点
機能性:7.0点
毎日使う文房具を立てて手軽に収納
「文房具を立てて収納できます。出し入れしやすさを考え、7割収納で!」(森山)
「リビングテーブル下などの小物の整理に便利。持ち手付きで出し入れ簡単です」(遠藤)
※以下、同点のため3位が2商品あります
【3位】
クローゼット内に吊るして収納スペースを増やせる!
吊るせる収納・シャツポケット
2490円
ワイシャツなどをポケットに入れて吊るして収納できるアイテム。縦方向に収納スペースを増やすことで、クローゼットの中を効率良く使えます。雑誌や書類などの収納や、出張時の携帯にも便利です。
デザイン:7.5点
機能性:7.5点
クローゼットの隙間を有効に使える!
「ポケットが深め。小さいものの収納には同シリーズの『小物ポケット』が最適」(森山)
「クローゼットの隙間を有効活用できる。表裏違う用途で使えるのも便利」(遠藤)
【3位】
折り返して高さを自由に調整できる不織布仕切り
高さが変えられる不織布仕切ケース・中・2枚入り
790円
収納用品の中に入れて使う、軽量の仕切りケース。折り返して高さを調整でき、様々な収納用品内を仕切ることができます。天然素材で作られた収納具のインナーカバーにも最適のアイテムです。
デザイン:7.0点
機能性:8.0点
高さを柔軟に変えられるので便利
「高さが変えられ便利! ただ素材が柔らく、詰め込みすぎると形が崩れます」(森山)
「高さが決まった商品と違い、引き出しやボックスに合わせて使えるのがいい」(遠藤)
【2位】
工具以外の収納にも最適なレトロな鉄箱
スチール工具箱1
1190円
工具箱としてだけでなく、小物入れなどにも多彩に使えるスチール箱。耐荷重1.5㎏で、3段重ねまでに対応し、シンプルなデザインで部屋置きしても様になります。サイズは約W200×H60×D110㎜。
デザイン:9.5点
機能性:6.0点
細々としたものを効率的にまとめられる!
「いくつか重ねてもオシャレです。開け閉めがやや手間」(森山)
「細々したものをまとめるのに便利。テーブルに出しておいても様になるデザインもいいです」(遠藤)
【1位】
積み重ねて多彩に収納できる素朴な手編みのバスケット
重なるラタン長方形バスケット・中
2890円
積み重ねができるラタンバスケット。籐ならではの曲げやすく滑らかな肌合いで、やさしい手編みの質感が魅力。木の棚やスチールラックなど、幅広い素材の収納棚に自然となじみます。
デザイン:7.0点
機能性:9.5点
様々なスタイルにマッチする傑作!
「大きさ、使いやすさ、美しさともに文句なし。無印良品最高の収納グッズです」(森山)
「ナチュラルな素材で様々なスタイルにマッチ。数を揃えてメイン収納に使いたい」(遠藤)
森山さんが伝授!収納のコツ
収納グッズをたくさん購入しても、それを上手に使いこなさなければ意味がありません。そこで整理収納アドバイザーの森山尚美さんに、簡単な収納のコツ、収納グッズ選びのコツを聞きました。
収納グッズ選びではシンプルこそが一番!
森山さんのポリシーは「必要なものだけ揃えてスッキリ暮らすこと」。森山さんにとって「収納」とは「自分の持ち物を把握して使いこなすためのもの」だと言います。
「ただキレイにしまっただけでは意味がありません。『どこに何があるかわかること』『出し入れがしやすいこと』が大切です」(森山さん)
森山さんは収納グッズ選びについても「シンプル・イズ・ベスト。余計な機能は要らない」と語ります。
「サイズが合ったただの箱が、結局一番使い勝手がいい。見た目の美しさだけでなく、しまいたいものとサイズが合うか、ひと目で中身を把握できるか考えて。ちなみに夏服の収納ですが、来年も本当に着たいと思える服だけを厳選してしっかり手入れをしてから、しまうことが肝要です」(森山さん)
次回はニトリ編をご紹介!
※本記事は2018年8月20日発売の雑誌「GetNavi 10月号」を元に制作しております