季節の移り変わりとともに気温が下がっていき、もう夏物の服をしまって冬物に入れ替えはじめている方も多いでしょう。今年も活躍してくれた夏物衣料をまとめて洗うなら、雨の少ないこの時期がオススメ!
今回は、この秋に新発売となった洗濯用洗剤・柔軟剤の注目アイテムを、洗剤マニアの編集部員・一條が全部使って試したレポートをお届けします。気になる汚れ落ちや香りの強さ、使い勝手などを徹底チェックしていますので、ぜひ洗剤選びの参考にしてみて下さい。
新たにジェルボール3Dタイプが追加された「さらさ」
今回レポートするのは、2020年8月にフルリニューアルされたP&Gジャパンの無添加衣料用洗剤・柔軟剤ブランド「さらさ」。液体洗剤と柔軟剤に加え、新たにジェルボール3Dタイプの洗剤がラインナップされています。
新「さらさ」は、厳選された植物由来成分(柔軟成分の一部が植物由来)を配合し、心地いい洗い上がりを実現するとともに、ボタニカルなデザインへとパッケージを一新。さらに、消臭力をアップしており、嫌なニオイの発生も防ぎます。
液体洗剤は「蛍光剤」「漂白剤」「着色料」が無添加、ジェルボール洗剤は「漂白剤」「着色料」が、柔軟剤は「着色料」がそれぞれ無添加となっています。
香りの異なる2つの洗剤はどう使い分ける?
まずは液体洗剤のほうから見ていきましょう。新「さらさ」の液体洗剤は天然酵素を配合し、食べこぼしから皮脂汚れまでしっかり落としてすっきり洗い上げます。衣類に洗剤が残りにくく、すすぎ1回にも対応。
液性は「中性」で、蛍光増白剤や着色料は無添加。香りは「優しい柑橘系の香り」とありますが、さっぱりめのせっけんのようなシトラスフローラル調です。以前のさらさよりも、香りはやや強めになったように感じます。
一方、ジェルボール3Dタイプのほうは、液性は「中性」で着色料が無添加。蛍光増白剤は配合されていますので、生成りや淡い色の服に使うのは避けたほうがいいでしょう。酵素配合。こちらもすすぎ1回に対応しています。
香りは「優しいアロマの香り」となっており、液体洗剤タイプとは異なる香りとなっています。香りの印象としては、甘めのフローラルという感じ。
どちらも実際に洗濯の際に使ってみましたが、洗浄力は一般的な洗剤と遜色なく、大人の衣類の汚れもしっかり落とせています。やさしく洗いたい赤ちゃんの衣類から、ニオイが気になる大人の衣類まで家族みんなの衣類の洗濯に使えるでしょう。
洗い上がりの香りは、どちらもしっかり感じられるくらいに残ります。乾いたあとは、液体洗剤のほうはかなり香りが薄まりますが、ジェルボール3Dのほうは強めに残る感じです。香りが気になる方は液体洗剤タイプ、香りを楽しみたい方はジェルボール3Dのほうがオススメ。
ふんわり仕上がる柔軟剤はセット使いが◎
続いて、柔軟剤のほうをチェックしてみましょう。こちらも植物由来の柔軟成分を一部に使用しており、洗濯物をふわふわに仕上げるだけでなく、しっかり防臭する効果も備えています。赤ちゃんの肌にも安心な肌テスト済み。ちなみに、生分解性の界面活性剤を使用しているため、長期間保存すると固まる場合があるようです。
香りは「ピュアソープの香り」ということですが、印象はジェルボール3Dタイプに近い、甘めのフローラル調です。
今回は、さらさの液体洗剤で洗ったあとに、仕上げにこの柔軟剤を使用してみました。液体洗剤の香りはさっぱりめのシトラスフローラルですが、柔軟剤を組み合わせると、より華やかな香りになります。
乾いたあとは、ふんわりやわらかく香る感じで、強い香りが苦手な人にも使いやすそう。それでも気になる方は、少し使用量を減らしてみるとよいでしょう。感触もべとつかずふんわり仕上がるので、洗剤とのセット使いがオススメです。
家族みんなの衣類の洗濯に使える無添加シリーズ
フルリニューアル果たした新「さらさ」は、従来と同様、赤ちゃんや小さい子どもの衣類の洗濯にも使えるやさしい使い心地を踏襲しつつ、洗浄力や消臭力を向上させることで、家族みんなの洗濯に使える洗剤・柔軟剤に進化しています。
特に、ジェルボール3Dタイプは、洗浄力が高く、しっかりニオイ汚れまで落としてくれるので、普段の洗濯物にもオススメ。香りはしっかり残るので、小さいお子さんや赤ちゃんの衣類を洗うなら、液体洗剤のほうがよいでしょう。
お子さんの衣類をやさしく洗える洗剤をお探しの方は、ぜひ新しくなった「さらさ」シリーズを使ってみてください。
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