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2016/11/22 11:00

ホムパもおまかせ! 毎日のご飯をちょっと豪華にしてくれるバーミキュラ「ライスポット」

クリスマスや年末年始など、ホームパーティが多くなるシーズン。12月1日発売の話題の新製品「バーミキュラ ライスポット」が、毎日のごはんにもパーティメニューとしても大活躍すると聞いて、「塩山舞の『ニトスキ』レシピBOOK」の著者でもある料理研究家、塩山 舞さんに料理を作ってもらいました。

 

甘くて粒の立ったごはん炊きはもちろん火加減の難しい料理も失敗知らず

「鍋炊きのごはんは憧れているけれど、火加減の調整に自信がないっていう人、けっこう多いんです」と話す、塩山さん。「でもこれだったら、普通の炊飯器のようにピッと押すだけで、鍋炊きのおいしいごはんが楽しめる。鋳物ホーロー鍋のよさを生かしつつ、温度管理や時間の設定が簡単にできるから、茶碗蒸しやサムゲタンのような火加減の難しい料理にも、どんどんチャレンジしたくなってきますね」

↑名古屋のメーカー、愛知ドビーによる「バーミキュラ」は、熟練工の手仕事によるメイド・イン・ジャパンの鋳物ホーロー鍋ブランド。開発に3年の歳月をかけたという「バーミキュラ ライスポット」は、“鋳物ホーロー鍋”と、その鍋の性能を最大限に引き出す熱源“ポットヒーター”を組み合わせた、炊飯以外の調理もできる、いままでにない画期的な炊飯器なんです
↑名古屋のメーカー、愛知ドビーによる「バーミキュラ」は、熟練工の手仕事によるメイド・イン・ジャパンの鋳物ホーロー鍋ブランド。開発に3年の歳月をかけたという「バーミキュラ ライスポット」は、“鋳物ホーロー鍋”と、その鍋の性能を最大限に引き出す熱源“ポットヒーター”を組み合わせた、炊飯以外の調理もできる、いままでにない画期的な炊飯器なんです

 

↑次の操作に必要な箇所だけが光る“スマートタッチキー”を採用しているので、一般的な炊飯器より操作が簡単。「炊飯モード」では白米や玄米の“ふつう”や“おこげ”の炊き分けがワンタッチでOK! 「調理モード」では中火・弱火・極弱火・保温の4つの火加減が選べるので、プロの料理人のような繊細な火加減も自宅で実現できます
↑次の操作に必要な箇所だけが光る“スマートタッチキー”を採用しているので、一般的な炊飯器より操作が簡単。「炊飯モード」では白米や玄米の“ふつう”や“おこげ”の炊き分けがワンタッチでOK! 「調理モード」では中火・弱火・極弱火・保温の4つの火加減が選べるので、プロの料理人のような繊細な火加減も自宅で実現できます

 

↑食材を投入して、コトコト煮込むだけ。ビーツから出た赤い煮汁がほかの野菜にもじんわり染み込んで、色合いも華やかです
↑食材を投入して、コトコト煮込むだけ。ビーツから出た赤い煮汁がほかの野菜にもじんわり染み込んで、色合いも華やかです

 

今回は、冬のホームパーティに喜ばれそうなフランス・アルザス地方の煮込み料理「シュークルート」を塩山さんに作ってもらいました。豚肩ロースのかたまり肉は塩を全体にまぶし、ひと晩冷蔵庫で寝かせます。「バーミキュラ ライスポット」を「調理モード」で“中火”に設定したら、豚肉を切らずにドン!と鍋に入れ、表面をざっと焼いてうま味を閉じ込めます。ブロックのベーコンやソーセージ、かぶやじゃがいもなど好みの根菜、シュークルート(キャベツの塩漬け)とビーツの缶詰を加えます。具材が半分見えているぐらいまで白ワインを注いだら、ふたをして“弱火”に設定。あとは1~2時間、コトコトと煮るだけでOK! 大きなお皿に盛ってサワークリームや粒マスタードを添えれば、おしゃれなパーティメニューの完成です。

↑炊飯まで置いておかなければいけない“浸水”も、「ライスポット」が自動で行ってくれるので簡単。炊き上がりもふっくら!
↑炊飯まで置いておかなければいけない“浸水”も、「ライスポット」が自動で行ってくれるので簡単。炊き上がりもふっくら!

 

洗った米を「バーミキュラ ライスポット」に入れて水を注ぎ、「炊飯モード」で“白米”→“ふつう”を選択。浸水時間もふくめ、約1時間で炊きあがります。食べてみた感想を塩山さんに聞いてみると「同じ米を使って、鋳物ホーロー鍋でガス炊きするなど3種の調理器具で炊き比べたのですが、バーミキュラがいちばん甘く仕上がりました。米が口の中で踊る感覚っていうのかな。あと、冷えると威力を発揮する事を大発見!冷やご飯もおいしいってうれしいですよね」

↑米にバターを加えて炊くとツヤが出せます。ご飯が炊きあがったらみじん切りにしたパセリをどっさり加え、切るように混ぜて「パセリご飯」に仕上げます。爽やかな香りのパセリご飯は肉料理との相性も抜群で、簡単なのに華やかな見た目がパーティ向き!
↑米にバターを加えて炊くとツヤが出せます。ご飯が炊きあがったらみじん切りにしたパセリをどっさり加え、切るように混ぜて「パセリご飯」に仕上げます。爽やかな香りのパセリご飯は肉料理との相性も抜群で、簡単なのに華やかな見た目がパーティ向き!

 

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――塩山さん、使ってみていかがでしたか?

塩山さん:「煮たり蒸したりだけではなく、焼く調理も優秀なんです。中火でも鍋自体の耐熱性がいいのでけっこう火力が強く、火を止めた後も冷めにくい。今回作ったシュークルートのように肉を焼きつけてから煮る調理がひとつの鍋でできますし、鍋の前でずっと見守っていなくてもいいので、前の晩に野菜をセットしておけば、翌朝とてもおいしいグリル野菜を楽しむこともできます」

 

――ほかに、どんな料理と相性がいいのでしょうか?

塩山さん:「温度管理や調理時間が簡単に設定できるので、ゆっくり時間をかけて火を入れる料理に向いていますね。料理初心者が緊張する茶碗蒸しも、スが入らず完璧な仕上がりに。プロが作るような濁りのない鶏のスープもとれますし、上品で香り高い昆布の出汁や、スープストックを作るのに重宝しそう。鍋自体が無水調理に向いているので野菜の水分だけで作るラタトゥイユもおすすめ。あと、サーモン・ミキュイなど、プロじゃないとできないような絶妙な火加減の“低温調理”も可能に。いろいろな料理にチャレンジしたくなるので、料理上級者にも初心者にもおすすめしたくなりますね」

 

取材・文=嶺月香里 撮影=下城英悟

 

Profile

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塩山 舞

企業や老舗旅館のメニュー開発、メーカーや百貨店のオリジナル商品・レシピなどの開発のほか、料理教室を主宰するなど幅広く活動。また、年の半分近くは海外を飛び回り、和食を世界に広めるとともに、各国の料理を日本に紹介。2016年に発売された「塩山舞の『ニトスキ』レシピBOOK」が大ヒットするなど、話題を集める。2016年11月8日には「OISHII & GLUTEN FREE FUSION AND INTERNATIONAL RECIPES FOR LIFE」を上梓。

 

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「OISHII&GLUTEN FREE FUSION AND INTERNATIONAL RECIPES FOR LIFE」/エムオン・エンタテインメント

新しい食カルチャーとして話題の“グルテンフリー”のレシピを紹介した単行本。米粉を中心にした、グルテンの入ってない和食や肉料理、魚料理のレシピを、ブレックファスト、ランチ、スイーツ、ディナーなどシチュエーション別に紹介。羊のキーマカレーやいちじくのパンプディングなど、おしゃれでおいしい、体にやさしい料理がぎっしり詰まっています。

 

バーミキュラ ライスポット

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SPEC
本体サイズ=約W259×H208×D296mm
重量=約6.9kg(鍋:4.0kg/調理器部:約2.9kg)
鍋容量=約3.7L

炊飯モード=白米(ふつう・おこげ)1〜5合
玄米(ふつう・おこげ)1〜4合
白米(おかゆ)1〜1.5合
調理モード=中火・弱火・極弱火・保温(炊飯モードにはなし)

 

【URL】

バーミキュラ URL
http://www.vermicular.jp/

何気ない日常を、大切な毎日に変えるウェブメディア「@Living(アットリビング)」

http://at-living.press