「オーロラを見た!」と思ったら、近くの農園のLEDライトだった。そんな勘違いをしてしまった英国の女性が、ひょんなことから、本物のオーロラを見る旅をプレゼントされました。
同国で清掃員として働くハリソンさん(56歳)は10月、地元で撮った美しい写真を共有するFacebookのグループページに、ある写真を投稿しました。それは、サフォーク州の上空で午前5時15分の早朝に現れたオーロラ。上空を神秘的な光が覆う様子から、彼女は自然がつくりだす発光現象と思ったのでしょう。
しかし、実はこれは近くのトマト農園で使われているLEDライトの明かりだったことが後から判明。確かに英国でオーロラが観測されることはありますが、この写真を撮影した場所を地図で確認すると、ハリソンさんが撮ったものはトマト農園の光で間違いないとわかったのです。
ハリソンさんが素直に間違いを認めたところ、この投稿を見た英国の眼鏡店「スペックセイバーズ」が、彼女に本物のオーロラを見る旅をプレゼントすることにしたのです。
そんなハリソンさんは「素晴らしかった!多くの人がやりたいことリストにオーロラを挙げているけれど、私は無料で体験させてもらった。とても幸運です」と話しています。
本物のオーロラを自分の目で確かめたハリソンさんは、もう二度と人工の光をオーロラと間違うことはないでしょう。
【主な参考記事】
Mirror. Specsavers takes woman on trip of a lifetime after she confuses tomato factory for world wonder. November 12 2024