食洗機に見えないソリッドデザインで登場!小さくても洗浄力バツグンなパナソニックの一人用食洗機「SOLOTA」ブラックモデルを試してみた!

ink_pen 2026/4/13
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食洗機に見えないソリッドデザインで登場!小さくても洗浄力バツグンなパナソニックの一人用食洗機「SOLOTA」ブラックモデルを試してみた!
コヤマタカヒロ
こやまたかひろ
コヤマタカヒロ

デジモノ、キッチン家電を愛するPC&デジタル家電ライター。日経トレンディ「比較対決」、マイナビ「パパ目線の家電選び」などを連載中。三女の父。米・食味鑑定士。

一人暮らしにも食器洗い乾燥機(食洗機)が必要ではないでしょうか。仕事や学校、バイトで帰宅が遅くなり、段々と自炊が面倒になってきます。特に、食事後の後片付けの面倒さを考えると、さらに自炊する気が失せていき、食生活が荒れていきます。そのとき、食洗機があれば食後の後片付けの手間が減り、時間的にも気持ち的にも余裕が生まれるので、結果的に自炊のハードルも下がるでしょう。

しかし、ちょっと前までは、食洗機と言えばファミリー用の大型モデルばかりで、分岐水栓工事が必要なこともあって、賃貸アパート・マンションの一人暮らしには使えないものでした。そこに登場したのがパナソニックの一人用食洗機「SOLOTA」。省スペースかつ工事不要のタンク式で、アパートの狭いキッチンにも設置できると人気になりました。そして今年2月、待望のブラックモデル「SOLOTA NP-TMLK1」(実勢価格3万7600円前後)が登場したのです。

↑パナソニック「SOLOTA NP-TMLK1」(実勢価格3万7600円前後)

据え置き型食洗機の本体カラーは白色系が多くなっています。しかし近年、インテリアの世界ではダーク系のモノトーンデザインが流行しており、単身用の賃貸住宅も壁紙やシステムキッチンなどダーク系を採用する物件が増えています。これに伴い、オーブンレンジや炊飯器、冷蔵庫など他のキッチン家電ではブラックモデルが多く登場しています。

↑ダーク系が多くなったキッチン家電の中に置けば、しっくり馴染む

SOLOTAのブラックモデルはユーザーからの要望により実現したもので、ダークトーンでそろえているキッチン家電と並べると違和感なく溶け込んでいきます。ドアだけでなく背面も透明な窓になっているため、圧迫感がないのもポイントです。

ブラックモデルの性能・機能は従来のホワイトモデルと同じですが、汚れはきれいに落ちるのか、洗浄後はちゃんと乾くのか、食器の収納性など、実際に試してチェックしていきましょう。

設置スペースはほぼA4ファイルサイズ

本体サイズは幅約310×高さ約435×奥行約225mm。設置面積はほぼA4ファイルと同等で、ワンルームの狭いキッチンカウンターにも収まります。分岐水栓の取り付け工事が不要なタンク式のため、排水さえ確保できればどこにでも設置でき、購入した日から即使用できます。工事不要なので賃貸住まいの強い味方と言えるでしょう。基本的にはキッチンに置き、排水ホースをシンクに垂らしておく使い方にはなりますが、バケツを使って排水することにより、キッチン以外にも置いて使うことも可能です。排水ホースの長さは約80cm。

↑本体を真正面から見たところ。背面も窓なのでブラックモデルでも威圧感がない。ボタンは2つだけとシンプル
↑側面から見たところ(左)。奥行きは255mm、ドアを開けた状態で485mm(右)。背面に排水ホースとアース線などを配置

本体前面下部にある給水タンクは着脱式で、取り外して蛇口から直接給水できます。タンク式の食洗機は天面からカップで注ぐタイプが多いのですが、高さがあるので給水作業が結構大変です。脱着式タンクはその手間がないのがいいですね。ただし、タンクには1回分の水しか入らないので、食器を洗う度に水をタンクに注ぐ手間はあります。

↑本体下部に水タンクを配置。食器を洗うたびに2.5Lの水をセットする
↑給水タンクは脱着式なので水を入れやすい

当たり前ですが、本体サイズが小さい分、庫内サイズも小さいです。一度に入れられる食器は6点(日本電機工業会の自主基準)までで、23cmまでの大皿1枚とお椀や小皿の組み合わせとなります。このため、基本的には1人分しか入らず、単身での利用が基本となります。ただし、メインディッシュ用のお皿を18cmサイズまでにすれば、お皿2枚とお茶碗2点が収納できます。SOLOTAにあわせてお皿を選ぶことで、食事の幅が広がりますし、効率的に食後の後片付けができるようにもなります。

↑庫内にセットされたかごに食器を乗せて洗う。かごに合った食器を使いましょう
↑お茶碗、小皿、大皿など全6点。これが一度に入れられる。もちろん、箸やスプーンも入る
↑実際に6点の食器を入れたところ。1人分なら食器置き場としても使える

小さくても高い洗浄力、半日放置した皿がピカピカ

食器を洗うときは、汚れた内側を左側に向けてバスケットに立てかけていきます。1回の食事で使う食器が少ないなら、朝食の食器と夕食の食器をまとめて洗うというスタイルも可能。朝食の食器は立てかけておくか、シンクで水に浸けておき、夕食の洗い物と併せて洗うことで効率化でき、節水にもなります。

↑庫内下部の回転ノズルから3方向に高温の水流が吹き出して食器を洗う

食器をセットしたら、タンクに水を入れて前面にある「電源」ボタンを押し、食洗機用の洗剤を庫内の残菜フィルターの上に入れます。あとは「一時停止/スタートする」ボタンで食器洗いが始まる仕組み。

↑庫内底面右下の残菜フィルターの上から市販の食洗機専用洗剤を投入
↑電源ボタンとスタート/一時停止ボタンのみのシンプル操作
↑下部のノズルからの水流で汚れを落とす。勢いが弱いように見えるが、高温高圧水流により汚れはしっかり落ちる。音はそれほど大きくない

50℃以上の高温高圧水流を使う「ストリーム除菌洗浄」は高い水温・強力な水流・専用洗剤の3つの力を組み合わせることで、手洗いよりも高い洗浄効果を発揮できます。実際、パスタソースが付いたまま半日放置したお皿や、カレーを食べて数時間放置したお皿などもきれいに洗浄できました。

↑パスタを食べ終わった後、約6時間放置した皿(左)。乾燥したパスタソースがたっぷり付いているが、約50℃の強力な水流により、しっかり洗い落とせている。これならまとめ洗いでも問題ない
↑カレーを食べて数時間放置した皿も、きれいに汚れが落ちてピッカピカ
↑食洗機に対応するイケアのプラスチックプレートとボウルも洗ってみた。さすがに染み付いてしまった汚れは取れないが、直前の食事で付いた表面の汚れはきれいに落ちている

洗浄モードは「ストリーム除菌洗浄」(60分)の1つだけしかなく、洗浄が終わると自動的に60分間の送風乾燥運転に切り替わり、その後、ドライキープ運転になります。ドライキープ運転は送風と停止を繰り返して乾燥効果を高め、庫内の水滴残りやにおいのこもりを緩和するもので、約2時間稼働します。

乾燥運転が終わり、ドライキープ運転中にドアを開けることができます。実際、ドライキープ中にドアを開けて食器を取り出してみると、すべての食器がしっかり乾いていました。

食器棚がわりに使ってさらに省スペースに

一人暮らしの賃貸住宅の場合、収納スペースに限りがあるので、SOLOTAの庫内を食器棚の一部として使うことができるのがいい。洗い終わった食器を取り出して収納するのではなく、そのまま入れっぱなしにして、食器を使うときに再びSOLOTAから取り出すという方法。いちいち食器棚にしまう手間が減り、食器を保存するスペースもいりません。その分、作り付けの食器棚には常温の食品などが保存できるので、キッチン周りをより効率的に使用できるというわけ。なお、ストリーム除菌洗浄により、食器をそのまま庫内で保管しても衛生的な状態に保つことができます。

ここ数年、外食の価格は高騰し、1000円超えはざら。コンビニ弁当も600円超えは当たり前で、サラダや汁物も一緒に買おうものならやはり1000円は覚悟しなければいけません。食費だけでなく、栄養バランスも考えるなら、やはり自炊はしたいもの。その時、食洗機は大きな手助けとなるでしょう。鍋やフライパン、炊飯器の内釜など大物は手洗いする必要がありますが、それは5分もあれば済みます。茶碗など食器を洗う手間がなくなる分、水洗いの手間は激減し、その分、自分の時間が増えるでしょう。やはり、一人暮らしにも食洗機は必要だと感じます。

SOLOTA NP-TMLK1
容量(食器点数):6点
乾燥機能:送風乾燥
除菌機能:ストリーム除菌洗浄
標準使用水量:約2.5L(着脱タンク式)
消費電力量:約230Wh
運転時間<50Hz/60Hz>:約120分
消費電力:モーター<50Hz/60Hz>20W/17W、ヒーター250W
運転音<50Hz/60Hz>:約41dB/約43dB
サイズ・質量(約):W310×H435×D225<ドア開閉時485>mm・7.5㎏

パナソニック

SOLOTA NP-TMLK1

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