親子丼はふわとろ感が引き立ち上品な味わいに
次は、先ほど白米モードで炊いたご飯とおかずの相性をチェック。まずは、オンラインストアで「BALMUDA The Gohan」を買うと付いてくる、オリジナルレシピブック(別途購入の場合1650円)を参考に「The 親子丼」を作ってみました。


食べてみると、ご飯がしゃっきりしているため具材のふわとろ感が引き立って、手前味噌ながら激ウマ! ご飯が汁を吸ってベチャッとする感じがなく、上品な味わいになるのも「BALMUDA The Gohan」ならではだと思いました。

玄米は甘みともっちり感がある凛とした粒立ち
次は「玄米モード」にトライ。高めの水温でお米の内部までじっくり吸水し、表面に硬さのある玄米でも蒸気の力でふっくら優しい香りに仕上げるとのこと。浸水不要の90分で炊き上げるのもポイントです。

食べてみると、これまた「BALMUDA The Gohan」のポテンシャルの高さがよくわかるおいしさ。玄米は甘みとともにもっちり感があります。ベチャッとすることもなく、凛とした粒立ちがお見事!

炊き込みご飯も粒立ち良好で絶品
ラストは炊き込みご飯に挑戦。今回は、市販の鶏&きのこ炊き込みご飯の素をベースに、オリジナルレシピブック内「釜めしごっこ」の具材を一部加えてみました。「炊き込みモード」は長めの蒸らしが決め手。これにより、具材から出たうま味がお米の中まで染み込むとのこと。こちらも楽しみです!

仕上げにきぬさやや生姜の酢漬けなどをあしらって完成。炊き込みご飯の素の汁気が加わったため白米ご飯よりやわらかい食感でしたが、だしのうまみが染み込みつつ、ベチャベチャすることもなく、粒立ちも良好。ふっくらプリッとした食感のナイスな仕上がりに。

弁当のご飯で例えるなら「崎陽軒」
いろいろ試した結果、「BALMUDA The Gohan」は粒立ちがよく、冷めてもおいしいことがよくわかりました。ちなみに、蒸気炊飯は駅弁の名作として知られる崎陽軒「シウマイ弁当」でも用いられており、その点を踏まえるとハリツヤのよさ、冷めてもおいしいという点はいっそう納得です。

「BALMUDA The Gohan」は一度の炊飯が最大3合で、あえて保温機能を付けていないなど、使う人を選ぶ点もありますが、家族が多くない家庭や、炊いたらすぐに冷凍する派の方にはむしろ歓迎でしょう。玄米や炊き込みご飯もおいしく炊けるのも魅力です。何より、おかずを引き立てるしゃっきりご飯がお好みの方、ぜひ本機をチェックしてみてください。
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