液晶の弱点である“残像感”を低減した「X9000F」
液晶テレビは「X9000F」、「X8500F」、「X7500F」の3機種をラインナップ。X9000Fは直下型LED/倍速駆動パネルを搭載し、4K液晶テレビのフラッグシップ「Z9D」に次ぐ上位モデルという位置づけ。Z9DやA1/A8Fなどの上位モデルと同様、高い画像処理能力の映像エンジン「X1 Extreme」を搭載するほか、高コントラストを実現する「X-tended Dynamic Range PRO」技術も採用しています。
新たに、LEDバックライトとフレーム間の黒色の挿入をエリアごとに制御して、従来、液晶の弱点といわれていた残像感を低減する「X-Motion Clarity」技術を搭載。画面の明るさを維持したままなめらかな動きを再現します。
X8500Fは4K高画質プロセッサー「HDR X1」を搭載し、超解像技術「4K X-Reality PRO」によりクリアで高いコントラストの映像を再生します。また、倍速駆動にも対応しており、残像感の少ないなめらかな動きを実現しています。
43型~85型まで幅広いサイズをラインナップしており、43型/49型はブラックとウォームシルバーの2色を用意。インテリアに合わせてカラーを選べます。
X7500Fは、4K/HDRに対応したスタンダードモデル。超解像技術「4K X-Reality PRO」に対応し、地デジやBDなどの映像も4Kにアップコンバートして精細な映像を楽しめます。X8500Fとの主な違いは、4K高画質プロセッサー「HDR X1」や広域色対応「トリルミナスディスプレイ」を採用しておらず、倍速駆動にも非対応となっていること。X8500F/X7500FともAndroid TV機能は搭載しています。
2018年春モデルはいずれも当初はAndroid 7.0(N)で出荷されますが、年内にAndroid 8.0(O)にアップデートされる予定。それに伴いホーム画面なども変更になるとのこと。また、いずれも4K放送対応チューナーは搭載していませんが、ソニーでは外付けの4Kチューナーを年内に発売する予定としています。
日本の住宅事情に適したスタンドを採用した4K有機ELテレビと、画質をさらにブラッシュアップしたソニーの4K液晶テレビで高精細な4K映像を楽しんでみてはいかがでしょうか。