今日から実行! 幸せになる習慣とは
①あいさつをする
あいさつは、極論言わなくても済む言葉である。「おはよう」と言わなくても1日は始まるし、「いってらっしゃい」と言って送り出さなくても会社には行ける。けれど、世界中にあいさつが存在しているのには、あいさつが人間社会を形作る基本であり、とても重要なものだからだと崔さんは述べる。
出かける人に「気をつけてね」「いってらっしゃい」とかける言葉は、その人を1日守り続ける言葉。「おかえりなさい」「ただいま」と言うのは、外から持ち帰ってくる厄を払い退ける意味があるのだそう。このやりとりを失ってしまうと、親しい間柄でも次第にすれ違いが生じる。確かに、熟年離婚の理由の第一位は「会話がない」、つまり「あいさつを失ってしまった」からだというデータもあり、まさにと納得。
②トイレ掃除をする
よく、「妊娠中にトイレを念入りに掃除するとかわいい子が生まれる」などと言われるが、事業を成功させたい、幸せになりたいのなら「トイレ掃除をしなさい」と崔さん。そして、便座のフタは必ず閉めて、トイレットペーパーは三角に折りなさいとも。
なんでも、家にやってくる7人の神様のなかで、最後に訪れる神様はトイレに入る。そして、一番大きな幸福を持ってくると言われているのだそうだ。その神様は両手に乗るくらいの小さなサイズで、目が見えない。だから、落ちないようにフタは必ず閉めること。キレイに使っている合図として、神様が触ってわかるようにトイレットペーパーを三角に折っておくこと、というわけだ。
なんだか「ほんまかいな!」と突っ込みたくなる話だが、崔さん自身、そして崔さんがこれまで見てきた幸せなお金持ちの人は、みなトイレ掃除を大事にしているのだそう。試してみる価値はありそうだ。
③お墓参りをする
「先祖供養なくして、生きている人間の幸せはない」
自分がいま存在しているのは、先祖から受け継がれてきた大きな愛情のおかげである。だから、過去から受け継いだ大きな愛に対して、深く感謝すること。つまり、お墓参りをすることが、とても大切だと崔さんは言う。
事実、崔さんのアドバイスでお墓参りをするようになった人の実に8割以上に、素晴らしい運が舞い込んでいるのだそうだ。不妊に悩む人は、男性側の直系をたどってお墓参りをするといいらしい。実際に、そうしたことで子どもを授かった人は数知れずというから驚く。一年にほんの数回、近況を伝えにお墓に行く。それだけで、ご先祖様はあなたを守ってくれるのだ。
幸せになるのは簡単。でも、実行するかしないかは自分次第
先に紹介した3つの習慣以外にも、本書には自分の運を開いていくアドバイスが散りばめられている。そして、どれもお金もかからず、誰でもすぐに実践できることばかり。
「幸せになるのがこんなに簡単なことだったとは! 不幸になるほうが難しい」とは、崔さんのアドバイスを実践して、成功した人たちが口を揃えて言う言葉なのだそう。
本当の開運は、お金を出して安易に手に入れるものではなく、毎日時間をかけてコツコツ作り上げていくもの。「自分は運が悪い」「人生ツイてないことだらけ」そんなふうに悲観している人がいれば、騙されたと思って、崔さんが教える習慣を3カ月続けてみてはいかがだろうか。
私自身はまず、朝強く衝突した長女を「おかえり!」と笑顔で迎えることから始めようと思う。
【書籍紹介】
99%の人生を決める 1%の運の開き方
著者:崔燎平
発行:内外出版社
成功していて幸せを手にしている人たちの共通点は、誰でも簡単にできる習慣だった! 北九州で「予約が取れない」と大人気の占い開運アドバイザーの著者が、5万人を占ってわかった、開運の習慣、日々の心がけ、運の引き寄せ方など、運を開き、幸せになるヒントを紹介します。