いざトレーニング! 効果を出すためのルール3
通うジムの種類と店舗が決まったら、いよいよトレーニング開始だ。とはいえやみくもに行ったり、見よう見まねでなんとなくやるのではもったいない。せっかく通うなら、効率的に効果をしっかりと出したいものだ。
そのための重要なルールを3つ、本書からピックアップしてお伝えしよう。
①正しいやり方・正しい姿勢を意識する
せっかく長時間トレーニングをしても、マシンの基本的な使い方が間違っていたり、姿勢が悪くフォームが乱れたりしていてはNG。効かせたい場所に負荷がかからず、場合によっては怪我をする危険性もある。鍛えたい場所を決めたら、その部位に負荷をかけられるマシンを選び、正しいフォームで30分。これで、しっかりと効果が得られるトレーニングができる。ジムにトレーナーがいる場合は、自分のフォームをチェックしてもらおう。
②トレーニングは週2~3日、中1~2日空けるのが効果的
やる気になっているときは毎日でも通いたくなるものだが、実は週に2~3回、中1日から2日空けるのがベストなのだそう。というのも、トレーニングを行った後は、損傷した筋繊維が一定の休息をとることで、前よりも太く強くなろうとする「超回復」という性質があるためだ。効率よく筋力をアップさせたければ、1~2日の休息日をしっかり確保しよう。
③「約8割の負荷でやめる」が賢いトレーニング法
最近メディアで「追い込み系」のトレーナーが話題なこともあり、ジム初心者は特に、張り切ってジムに行き、体力の限界までがむしゃらに頑張りたくなるかもしれない。しかし、無理に肉体を追い込むのはおすすめではないそうだ。正しいトレーニングを正しいフォームで、正しい頻度行えば、8割の負荷で十分だという。「あと2~3回くらいならできる」ところでトレーニングを終えると、体力的にはもちろん、精神的にも負担がなく、長くジム通いが続けられるだろう。
このほかにも『無理なく! ケガなく! フィットネスジム超入門』には、具体的なトレーニング法や太らない外食メニューの選び方なども詳しく紹介されている。
お金をかけないで痩せられる方法は、たくさんある。でも、人間は弱い生き物だ。なんの縛りもないと、かえって続かないことが多い。反対に、「お金を払っている」ということが理由付けとなって、ダイエットに励めるものなのだなぁ。
ちなみに、現在本気で体重がヤバイことになっている私は、24時間ジムを検討中。仕事の合間はもちろん、子どもが寝てから通おうかなどと目論見中である。
夏目前。今年は自信を持って水着が着られるように、フィットネスジム通いをはじめてみてはいかだだろうか。
【書籍紹介】
無理なく! ケガなく! フィットネスジム超入門
著者:ゲットナビ編集部
発行:学研プラス
近年、店舗数が大幅に増加している24時間ジムの選び方から使い方までがわかる完全ガイド。プロが考案した目的別の効果的なトレーニングメニューを多数収録。さらに、外食と自炊、両方の食事方法や、買って損しないウェア&グッズについても解説。