森式下半身やせプログラムで、あなたの脚は変わる！『30日でスキニーデニムの似合う私になる』

ここ数年は、水を飲んでも空気を吸っても太るような状態だった私が、なんと2㎏痩せた。テキ村さん、ありがとう……。痩せない豚を卒業できる日まで、このまま頑張ります。

そんななか迎えた、長女の卒園式。ここ数年はパンツスーツばかりだったが、少し体重が減って舞い上がっていた私は、久々に膝丈のスカートを引っ張り出してきた。ウエストのホックもすんなり留まったし、シルエットもまあ悪くない。だがしかし。スカートから伸びる脚の形に愕然とした。

中学時代に陸上部で鍛えた脚は、特にふくらはぎが見事なまでに張っている。いわゆる「ししゃも脚」の典型だ。高いヒールを履けば幾分ごまかせるが、室内では目の錯覚も味方にできない。

脚の形だけは、体重を減らしたってダメなのか。この先も、ワイドパンツで足のラインをひた隠すしかないのか。なかば諦めていたところ、次なる救世主となるであろう一冊を見つけた。『30日でスキニーデニムの似合う私になる』（森拓郎・著／ワニブックス・刊）だ。

脚の形は、簡単に変えられる!?

著者の森拓郎さんは、スタジオ『rinato』（加圧トレーニング＆ピラティス）を東京・恵比寿にオープンし、ボディメイクやダイエットを指導しているボディワーカー。著書は累計75万部を超えていて、多くのモデルや女優から熱い支持を得ている。

脚は、あなたが想像する以上に、“根性いらず”で変えられる。
（『30日でスキニーデニムの似合う私になる』より引用）

こう断言する森さんが提唱するメソッドは、「苦しい筋トレ」ではなく、「気持ち良いと感じるくらいのストレッチ」。

長年の生活習慣から生じた“関節と筋肉のゆがみ”を、ストレッチによってニュートラルなポジションに戻すこと。そして、その位置を体に覚え込ませること。これが、美脚への近道なのだそう。

事実、森式下半身やせブログラムは、1週間ごとに部位別でねじれを解消するストレッチを取り入れ、3週目からは筋トレ要素も含まれる。

激しい筋トレじゃないなら、私でもできるかも……と早速「基本のストレッチ」からチャレンジしてみた。

脚の動きを決めるのは、股関節、膝、足首、足指の４つの関節だそうで、まずはこの４か所を伸ばして効かせる。

実際にやってみると、意外なほど簡単な動作ばかりで、これで効果あるのかな？と疑ってしまうほど。しかし、ストレッチを終えてすぐ、足が温かくなるのを実感するから驚いた。つま先まで血が駆け巡る感覚だ。

こんなわずかなストレッチで足がポカポカになるなんて、普段どれだけ血が滞ってるのだろうか……。特に、足首のストレッチはてきめんだ。そのストレッチがこちら。

・いすに座り、右脚を少し前に出してかかとを突き出し、足首と足指を上げます。
・足首だけ伸ばし足指は上げたままにします。
・足指も伸ばします。
（『30日でスキニーデニムの似合う私になる』より引用）

じつはこの説明を読んで、はじめは「ん？」と戸惑ってしまった。

足首と足指を上げて、足首だけ伸ばし足指は上げたまま……？文字にするとこれ以外には表現しようがないと思うのだが、恥ずかしながらどんな動作なのかイメージができない。まだ「基本」のステップなのに！

でもご安心を。各ストレッチにはQRコードがついていて、スマホでアクセスすると森さんが解説する動画が見られる。ストレッチなどの体を使った動きは、やはり動画で見るとわかりやすい。

というわけで、森式下半身やせプログラムは「ちょ、どうやっていいかわかんないから、できない！」なんて言い訳は通用しないので、ある意味覚悟して取り組んだ方がいいだろう。

本書におさめられている、森さんのトレーニングで体が変わったという女優・高橋メアリージュンさんの写真や体験談も、脚にコンプレックスを抱えた全女性の背中を後押ししてくれる。さあ、これから30日間で、自分の脚がどう変わるか楽しみだ。

【書籍紹介】

著者：森拓郎
発行：ワニブックス

たった30日で変われる理由は、「基本の４ストレッチ×１週間ごとにレベルを上げていく強化ストレッチ」に有り。森拓郎式ストレッチなら、あなたが想像する以上に簡単に、根性要らずで、脚・ウエスト・お尻の形を変えていきます。