コンビニ各社のホットスナックやカウンタースイーツの進化には凄まじいものがあります。なかでも、独自の路線を突っ走っている印象が強いのがミニストップではないでしょうか。この冬限定の新商品もブッ飛んだものが続々登場しており、さらに注目を集めそうな予感が……。そこで本稿では、発表会の様子をもとにそれぞれの新商品の魅力を紹介していきます!
コンビニチキンの新境地「スモークチキン」に注目!
まずは個人的に最も注目しているチキンから。「スモークチキン(骨付き)」と「極旨チキン(骨付き)」の2種の新商品です。
「スモークチキン(骨付き)」は、昨今の燻製ブームもあって、かなり人気が出そう。食べてみると、味付けはシンプルな塩ベースながら、1本1本スモーク器で仕上げた燻香が想像以上に利いています。カブリつくタイプの骨付きだから食べ応えがあり、クリスマスにもぴったりです。手間ひまかかるスモークなのにコスパもよく、113kcalと低カロリー(極旨チキンは169kcal)なのもうれしいポイント。燻製好きなら必食のウマさです。
コンビニのチキンといえば、フライドチキンや唐揚げ、あるいは焼鳥が主流ですが、「その手があったか!」と思える新手法。ローストとかならともかく、いきなりスモークで攻めてきたのがミニストップらしくてステキです。個人的にはアイラモルトのハイボールや燻製ビールのラオホなど、独特のフレーバーを持つお酒と合いそう。この逸品が大きな話題となり、花見の時期などにもぜひ再販してほしいです。
そして「極旨チキン(骨付き)」は、いわゆる定番のフライドチキン。味付けのレシピは従来と変わらずですが、一般的なチキンよりサイズアップしている点が見逃せません。
この2種を含むチキン各種とフライドポテトを組み合わせた、予約限定のクリスマス用セット「スペシャルパーティーセット」(2000円)も発売されます。気になる人は、早めに予約をしてみてはいかがでしょうか。
「ベルギーチョコソフト」は濃厚ビターな大人の味へ
つづいては「ベルギーチョコソフト」。2002年の誕生から今年で16年目を迎える人気ソフトクリームが、この度リニューアル。過去最高量のカカオを使用し、さらに濃厚な味わいに生まれ変わりました。さらには、数量限定の贅沢バージョンも発売されるとのことです。
ミニストップのチョコソフトは、厳しい条件を満たした国際規格の「クーベルチュールチョコレート」を配合しているのが特徴。苦味・酸味・甘味のバランスが良く、力強いビター感と重厚なコクを感じられます。昨今話題のビーントゥバー(豆からチョコになるまでの工程を一貫して行う製造方法)のような、カカオの持つ自然な酸味が心地いいオトナの味わいです。
さらに、期間限定の「贅沢ベルギーチョコソフト」は、チョコソースやローストアーモンドをトッピングした、見た目・香り・食感すべてよしのご褒美スイーツです。ミニストップの期間限定商品は毎回大人気なので、こちらもお早めに試してみてください。
冬の中華まんは特徴的すぎる2種が新登場!
これからの時期、特に食べたくなる中華まんも2種の新商品が発売されます。ひとつめの「プルコギまん」は牛肉がたっぷり入り、ニンニクの効いた濃厚なパンチのある味が楽しめます。
もう一方の「安納芋」と「紅はるか」の2種類のさつまいもを使用した「焼き芋まん」は、ほっこりスイーツ系。ねっとりとしたあんが、昨今人気の安納芋をはじめとする蜜芋を彷彿とさせます。
どちらも手で成形するほど生地にこだわっていて、「プルコギまん」は3点で包む製法を採用。焼き芋まんはリアルなさつま芋の形を目指し、片側が膨らんだ形になっているのも特徴です。
ほかにも新商品が続々とお目見え!
ホットスナックやスイーツ以外にも気になる商品は多数。筆者のおすすめは、生肉から焼き上げたリッチなおいしさがポイントの「プレミアムハンブルグステーキ」。牛肉と豚肉を黄金比で配合していて、カットすると肉汁があふれてくる逸品です。
そして、クリスマスを感じさせるカラーがいい感じの「チーズムースパフェ」。“乳大国”といわれるニュージーランド産のクリームチーズを使用しているため濃厚でコクがあり、冬にぜひ食べたい味わいです。
また、同社が東京都内で展開している別ブランド「cisca(シスカ)」からは、人気の肉系サンドイッチ2種が登場。本家ミニストップでも味わうことができます。
これらの商品は、年内いっぱい、あるいは2月中旬までなど、期間限定のものも多数。どれもエッジの効いた商品ばかりなので、オンリーワンの味を求める方はいまのうちにぜひお試しを!