梅シロップのアレンジレシピ 2
・混ぜたら不思議!とろりとなめらか「梅ラッシー」
梅シロップに豆乳を加えると、タンパク質が反応してとろみがつき、やさしい味わいのドリンクに。飲むヨーグルトのようにもったりしてなめらかな口当たりなので、食欲がない朝にもおいしくいただける一杯です。
【材料(1人分)】
・梅シロップ…大さじ1
・無調整豆乳…150ml
【作り方】
グラスに梅シロップを注ぎ、豆乳を入れて、スプーンで底の方からよくかき混ぜれば完成。
・さっぱりお風呂上がりに!「緑茶割り梅シロップ」
緑茶に甘酸っぱい梅シロップを入れると、清涼感があるドリンクに。汗をかいた後や喉が渇いたときにゴクゴク飲みたい爽やかな味です。梅シロップの梅を一緒に入れてもおいしくいただけます。苦味や深みのある緑茶は、梅シロップの甘さとの相性がよく、自分で淹れる場合は茶葉を多くして少し濃いめに淹れてみてください。
【材料(1人分)】
・梅シロップ…小さじ2
・緑茶…150ml
【作り方】
グラスに梅シロップを入れてから緑茶を注ぎ、よくかき混ぜる。
最後に、【梅酒編】でも解説しましたが、漬けている途中でカビたり濁ったり、失敗してしまわないよう注意点をまとめておきます。
注意! 梅酒&梅シロップ作りで失敗する原因は“水分”
せっかく漬ける梅シロップと梅酒が、途中でカビたり濁ったりしてしまったら悲しいものです。どちらともに共通する失敗の原因のひとつは、梅の実に水分が残っていたり、瓶をよく拭き取らず水滴がついていたりしたことでカビてしまうこと。もうひとつは、砂糖がなかなか溶けないために発酵し、梅の実がシロップやお酒から出てしまい、泡立ってしまったり、梅の実が傷んでしまったりすることです。
失敗する可能性を減らすポイントは、この6点。
1. 梅の実や瓶の水分をしっかり拭いて、瓶の中に水分を入れないようにする。
2. 砂糖が早く溶けるように一日に数回は瓶を揺する。
3. 梅の実がずっと空気に晒されたままにならないよう、瓶を揺すったときに梅の実にシロップやお酒がかぶるようにする。
4. 漬けはじめた瓶を直射日光の当たる場所に置かない。
5. 砂糖の量を極端に減らしたり、アルコール度数の低いお酒で漬けたりしない。
6. 瓶や調理機具、手指の消毒をしっかり行う。
コツをつかめば、クローブやシナモンなどのスパイスを入れてスパイシーな梅シロップにしてみたり、自分の好みにアレンジすることも可能です。“梅仕事”とは、実った梅を収穫し、漬け込み、梅干しや梅酒などをホームメイドで仕込む作業と、それを通して“暮らしのなかの手作り”を楽しむこと。今年はぜひ、自家製の梅酒&梅シロップで、楽しい夏を過ごしてください。
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