グルメ
2016/7/22 18:02

100種類以上の絶品メニューをご用意! 仕事終わりに一杯やるなら「すし台所家 渋谷本店」【回転寿司の名店】

江戸前寿司の起源といえば屋台寿司。その伝統を受け継ぐ立ち食い寿司の店が、近年人気を集めている。対して、安くておいしい庶民の味である回転寿司には、大手チェーンだけでなく、独立店あるいは小規模チェーンとしてオリジナリティのある店が多い。また、回転レーンなしで客の注文に丁寧に応えつつ、安さとうまさを両立する老舗からも目を離してはいけない。

 

本稿では、“名店”と評判の立ち食い寿司店や回転寿司店を紹介していく。首都圏を中心に安定した人気を誇る店、北海道や石川など地方から鳴り物入りで進出してきた店、町場の店に匹敵するサービスと味を提供する店など、様々な営業スタイルをもつ店を網羅。店舗の看板メニューやサイドメニュー、店内・外観の写真を豊富に織り交ぜ、店のこだわりと魅力を余すところなくお伝えしよう。

 

■本日のお店

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すし台所家(だいどこや) 渋谷本店

住所:東京都渋谷区道玄坂2-15-1 ノア道玄坂1F

交通:JR山手線ほか 渋谷駅徒歩5分

スタイル:回転寿司

 

百数十種のメニューで客のニーズに応える老舗

↑大名ちらし(1296円) 中とろやうに、しめさば、あじ、穴子などが入ったちらし寿司。ランチタイムの丼のなかでも豪華な一品だ。なお、ランチタイムの丼は大盛り無料で、すべてにみそ汁が付く
↑大名ちらし(1296円) 中とろやうに、しめさば、あじ、穴子などが入ったちらし寿司。ランチタイムの丼のなかでも豪華な一品だ。なお、ランチタイムの丼は大盛り無料で、すべてにみそ汁が付く

 

1979年創業の「すし台所家」は、渋谷で最も古い回転寿司店。道玄坂で午前11時から翌朝5時まで営業する同店は、渋谷で働き、暮らす様々な人々に愛されてきた。

↑あぶり三種にぎり(540円) 穴子、サーモン、中とろを炙りにした三種盛り。サーモンや中とろは脂が適度に抜け、香ばしい風味とともにさっぱり食べられる。ネタは両端が皿に着くほどの大きい
↑あぶり三種にぎり(540円) 穴子、サーモン、中とろを炙りにした三種盛り。サーモンや中とろは脂が適度に抜け、香ばしい風味とともにさっぱり食べられる。ネタは両端が皿に着くほどの大きい

 

メニューは全部で百数十種。握りは定番の60種に旬のネタが加わる。ランチや一品料理も充実。また、「まぐろの目玉」など、社長が築地で見つけたレア食材を使った料理が突発的に出ることもある。

↑季節の特選にぎり(2592円※) 旬の魚をふんだんに使った豪華な握りのセット。写真は「皐月の特選」で、まぐろの大とろや中とろのほか、ひらめ、しまあじ、一本穴子など14種類が乗っている ※季節によって価格は異なります
↑季節の特選にぎり(2592円※) 旬の魚をふんだんに使った豪華な握りのセット。写真は「皐月の特選」で、まぐろの大とろや中とろのほか、ひらめ、しまあじ、一本穴子など14種類が乗っている ※季節によって価格は異なります

 

そんな同店で、特に有名なのが「ばらちらし」だ。寿司飯も刺身もボリューム満点で540円。毎日仕入れる鮮魚の切り落としの部分が、数種類も盛り込まれる数量限定の絶品丼だ。

↑ばらチラシ(540円) まぐろ赤身やぶりなど、10種類以上のネタが乗る魚の種類は日によって変わるランチ限定メニュー。魚の種類は日によって変わるが、これを目当てに訪れる客も多く、開店後にすぐ売り切れるほどの人気を誇る
↑ばらチラシ(540円) まぐろ赤身やぶりなど、10種類以上のネタが乗る魚の種類は日によって変わるランチ限定メニュー。魚の種類は日によって変わるが、これを目当てに訪れる客も多く、開店後にすぐ売り切れるほどの人気を誇る

 

そして流行や客の嗜好の変化をリアルタイムに感じて仕入れを変え、新メニューを出す。そのフットワークの軽さも、同店の魅力である。

※価格やネタは変動する場合があります。